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久留米大学法政叢書12 プーフェンドルフの政治思想 ―比較思想史的研究― |
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前田俊文 著 |
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発 行 | : | 2004年3月20日 |
税込定価 | : | 4,620円(本体4,200円) |
判 型 | : | A5判上製 |
ページ数 | : | 276頁 |
ISBN | : | 4-7923-3187-0 |
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■内容紹介 |
≪目次≫ 第一章 プーフェンドルフの社会契約思想 ―ホッブス、ロックとの比較を中心に― はじめに―問題の所在―/人間本性および自然状態/社会契約/主権論/おわりに
第二章 プーフェンドルフとライプニッツ ―一七世紀ドイツにおける自然法・国家思想の二類型― はじめに―問題の所在―/自然法理論―世俗的自然法とキリスト教的自然法―/ドイツ帝国の国制とプーフェンドルフの国家理論/ライプニッツの主権理論と連邦国家論/おわりに
第三章 プーフェンドルフとカーマイケル ―グラスゴウ大学「道徳哲学」講座における大陸自然法学の批判的受容― はじめに―問題の所在―/カーマイケル、ハチスンにおけるプーフェンドルフ自然法学の批判的受容―ライプニッツのプーフェンドルフ批判と自然神学による自然法の基礎づけ―/プーフェンドルフとカーマイケルの政治思想/おわりに
第四章 プーフェンドルフとハチスン ―自然法体系と社会契約説の比較考察― はじめに―問題の所在―/プーフェンドルフとハチスンの自然法学体系/自然状態と社会契約/政体論と抵抗権/おわりに
第五章 プーフェンドルフとヒューム ―自然法の道徳的拘束力の根拠としての公共的効用について― はじめに―問題の所在―/キケロにおける正義と公共的効用/自然法の基礎としての効用を否定する近代自然法論者たち/プーフェンドルフとヒュームにおけるコンヴェンションの構図―エンティア・モラリアと道徳の基礎としてのコンヴェンション―/おわりに―ヒュームは本当に近代自然法思想の破壊者なのか―
補論一 プーフェンドルフの思想的位置づけについて はじめに―問題の所在―/プーフェンドルフに関する研究史の概観/プーフェンドルフをめぐる二つの対立的解釈/クリーガーのプーフェンドルフ研究/バルベイラックの道徳科学学説史を手がかりに/おわりに
補論二 プーフェンドルフの『ドイツ帝国国制論』について はじめに―問題の所在―/プーフェンドルフが生きていた当時のドイツの時代状況/プーフェンドルフのドイツ帝国についての国制認識/「ドイツ帝国の病」と国家理性
あとがき 人名索引
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