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発 行 | : | 2006年3月20日 |
税込定価 | : | 5,500円(本体5,000円) |
判 型 | : | A5判上製 |
ページ数 | : | 286頁 |
ISBN | : | 4-7923-1713-4 |
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■内容紹介 |
≪目次≫ はしがき 解題 (中山研一)
第1章 オランダにおける安楽死問題の新局面 ―オランダ最高裁1994年6月21日判決を中心に はしがき/シャボット事件の概要/最高裁判所1994年6月21日判決/若干のコメント/結びにかえて
第2章 オランダにおける終末期医療決定と刑法 ―安楽死に関する判例法の展開とその周辺事情 はしがき/オランダにおける安楽死問題の論点/オランダ刑法についての予備知識/初期の判例法とその周辺事情/政治的論議のはじまり/ベセル・トインストラ法案/1984年のオランダ医師会中央委員会の見解/安楽死に関する国家委員会の勧告/判例/政府記録「試案」/政府草案
第3章 オランダ医師会の安楽死に関する新ガイドライン(1995年) はしがき/安楽死をめぐる状況/安楽死のガイドライン(1995年におけるオランダ医師会理事会の立場)
第4章 オランダのプリンス事件判決をめぐって ―重度障害新生児に対する治療の中止と生命終結 はしがき/重度傷害新生児をめぐるオランダの状況/プリンス事件/アルクマー地裁判決(1995年4月26日)/コメント/アムステルダム高裁判決(1995年11月7日)/コメント
第5章 オランダにおける医師と看護師のための安楽死ガイドライン(1997年) 紹介のためのはしがき/医師と看護人のための安楽死ガイドライン
第6章 オランダにおける最近の安楽死事件判決 はしがき/疼痛緩和と生命の終結 ―アルメロ地裁判決(1997年1月28日)/シャット事件 ―レーワルデン地裁判決(1997年4月8日)/不注意な安楽死の実施(アムステルダム地裁 1997年4月1日)
第7章 ドイツおよびオランダにおける安楽死論議の比較法的考察 ―付・その他の欧米諸国の状況 紹介者のまえがき/安楽死・自殺援助をめぐる欧米諸国の動向/ドイツおよびオランダにおける安楽死論議の比較法的考察
第8章 オランダ安楽死法 はじめに/現在の諸規則と問題点/医師のための特別刑罰阻却事由の規定/注意深さの要件/地域審査委員会の役割の変更/未成年者/意思宣言書/おわりに
第9章 オランダの安楽死 ―新法理由書を中心に はしがき/要請に基づいた生命終結と自殺援助に関する審査法の理由書/若干のコメント
あとがき 山下邦也氏の経歴 逝去と偲ぶ会 山下邦也氏の研究業績
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