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刑事法研究 第10巻 心神喪失者等医療観察法の性格 ―「医療の必要性」と「再犯のおそれ」のジレンマ― |
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中山研一 著 |
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発 行 | : | 2005年3月1日 |
税込定価 | : | 4,950円(本体4,500円) |
判 型 | : | A5版上製 |
ページ数 | : | 266頁 |
ISBN | : | 4-7923-1666-9 |
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■内容紹介 |
≪目次≫ 第一章 触法精神障害者の対策論 ―精神科医の最近の論議の検討― まえがき/処遇困難患者の対策論/触法精神障害者の対策論/処遇決定への第三者関与論/法学界および実務界の動き/問題点の検討と課題/まとめと最近の動き
第二章 「隠れた保安処分」ではないのか ―刑法から見た法案の問題点― まえがき/心神喪失者等処遇法案の性格/心神喪失者処遇法案と保安処分/心神喪失者処遇法案と医療保護処分
第三章 触法精神障害者の「強制入院」の正当化根拠について まえがき/医療保護入院を正当化する根拠/措置入院を正当化する根拠/新法案の強制入院制度を正当化する根拠
第四章 新処遇法案の成立過程とその評価 ―法案に対する精神科医・法律家の評価― はしがき/法案成立の経緯/三つの案の異動/新法案に対する評価/まとめと問題点/あとがき
第五章 心神喪失者処遇法案の性格 ―保安処分か保護処分か― まえがき/少年法の対象者と責任能力/心神喪失者処遇法案と医療観察処分/心神喪失者処遇法案と保安処分
第六章 「再犯のおそれ」と「医療の必要性」 ―心神喪失者処遇法案のジレンマ― まえがき/政府案の「再犯のおそれ」/修正案の「医療の必要性」/まとめと今後の課題
第七章 「再犯のおそれ」 ―法的な観点から― はしがき/刑法における「再犯のおそれ」/少年法における「再犯のおそれ」/精神保健福祉法における「再犯のおそれ」/保安処分論における「再犯のおそれ」/心神喪失者法案における「再犯のおそれ」/まとめと課題
第八章 二つの顔を持った心神喪失者等医療観察法 ―新法の性格をめぐる評価― 問題の所在/心神喪失者等医療観察法の内容/政府原案および修正案の趣旨説明/賛成論からの評価/批判論からの評価/今後の運用上の問題
第九章 心神喪失者等医療観察法の意義と問題点 ―新法の性格をめぐる精神科医・法律 家の評価― 山上皓論文/北潟谷仁論文/町野朔論文/前田雅英論文/川本哲郎論文/コメント
第一〇章 心神喪失者法と最近の刑事立法 ―責任主義の帰趨をめぐって― 問題の所在/最近の刑事立法の動向との関連/心神喪失者法と保安処分/心神喪失者法と精神保健福祉法/責任主義の帰趨
あとがき
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