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二十一世紀第四回(通算第十回)日中刑事法学術討論会報告書 危険犯と危険概念 中国刑事法の形成と特色 10号 |
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西原春夫 編 |
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発 行 | : | 2005年11月20日 |
税込定価 | : | 3,300円(本体3,000円) |
判 型 | : | A5版並製 |
ページ数 | : | 274頁 |
ISBN | : | 4-7923-1704-5 |
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■内容紹介 |
BR≪目次≫ はしがき (西原春夫)BR 1 危険犯総論 (山口 厚) はじめに/危険犯規定の概要/危険犯概念及び危険犯の理論/刑法介入(処罰)の早期化と近時の立法動向BR 2 危険犯概念の研究 (盧 建平・王 志祥) 大陸法系刑法理論の危険犯概念に対する認識/わが国刑法理論の危険犯概念に対する認識/危険犯概念の評価と再構成BR 3 危険犯の既遂と未遂について (劉 明祥) 危険犯に既遂と未遂があるかどうか/危険犯の既遂と未遂を区別する基準/危険状態が出現した後に犯罪中止を成立させることができるかどうか/危険犯の中止か、それとも実害犯の中止かBR 4 未遂犯と中止犯 (塩見 淳) 未遂犯の意義/予備と未遂の区別/中止犯BR 5 不能犯における危険判断 (奥村正雄) 未遂犯と不能犯の限界/未遂犯・不能犯の危険概念の構造/不能犯の具体的事例/不能犯の危険判断の基準BR 6 不能犯の危険判断 (李 潔) 不能犯の理論と立法例/不能犯の実例と各観点の処理の結論/不能犯の危険の判断基準/結論BR 7 放火罪における危険について (黎 宏) 放火罪における「公共の安全」の意義/放火罪は具体的危険犯か、それとも抽象的危険犯か/ほうかが「公共の安全に危害をもたらす」ことの認定基準/放火罪の既遂と未遂の争い/結びBR 8 危険犯としての放火罪の検討 (関 哲夫) はじめに/放火罪の保護法益―危険性の「基点」―/公共危険犯の類別―危険性の「質・量」―/危険性の判断/公共危険の「認識」/おわりにBR 9 現代社会における危険犯の新たな類型 (伊東研祐) はじめに―本報告の視座/実定法の現状―立法・解釈・運用上の諸問題/問題の原因分析と解決、展望/終りにBR 10 中国刑法における新類型の危険犯 (阮 斉林) 概説/粗悪商品を生産および販売する罪における危険犯の認定と処罰BR 講演 日本における犯罪被害者の諸問題 (大谷 實) はじめに/日本での最近の問題状況/新しい動き/終りにBR 講演 日本における司法改革、とくに裁判員制度の導入について (松尾浩也) 司法改革はどうして始められたか。/司法改革はどこまで進んだか。/国民の司法参加/刑事訴訟法の改正とその施行/裁判員法の制定とその施行BR 資料1 通算第十回日中刑事法学術討論会報告 資料2 21世紀第4回(通算第10回)日中刑事法学術討論会・報告 資料3 中国刑事法関係日本語文献(9) 資料4 日中刑事法学術討論会開催一覧
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