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医療関係訴訟の実務と方法
裁判経験を基軸として
稲垣 喬 著
医療関係訴訟の実務と方法
発 行2009年7月20日
税込定価3,780円(本体3,500円)
判 型A5版上製
ページ数304頁
ISBN4-7923-2563-3
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■内容紹介
目次
はしがき
第1 部論説
I医療事故訴訟の請求・要件事実と思考様式……3
1 はじめに……3
2 医療と医療事故訴訟の特色……5
(1) 医療そのものの性質から考えられること5
(2) 法的考察に際して考えられるべきこと8
3 賠償請求の法的構成……11
(1) 法的構成による差異11
(2) 訴訟物の個数12
4 請求権と要件事実の関係……14
(1) 請求の原因事実14
(2) 訴訟法的側面16
5 審理と判決…19
(1) 判決の事実摘示19
(2) 判決における認定・判断20
(3) 心証形成20
6 裁判の動向・展望とそれへの期待……23
(1) 義務違背の構成23
(2) 生存の可能性侵害23
(3) 裁判傾向と世相24
(4) 平板な判決等の回避24
(5) 裁判の適正と迅速25
(6) 裁判等における全人格的判断について25
II裁判経験に基づく医療訴訟.. 事実の認定… 主張、立証における論点..30
1 総論……30
(1) 医療事故訴訟の特性30
(2) 行為類型の差32
(3) 相当性の検討33
(4) 医療水準一般34
(5) 医師の説明義務37
(6) 武器対等の原則39
2 各論……40
(1) 事実認定と心証形成の様相40
(2) 主張の整理42
(3) 主張の集中43
(4) 間接事実の必要46
(5) 証拠の評価47
(6) 証明責任49
(7) 請求認容の基礎52
(8) 請求の態様との関係53
(9) 請求の法的構成56
3 裁判……57
(1) 裁判官の資質57
(2) 近時の最判の傾向58
(3) 裁判における立証59
(4) 説明義務違反などの立証60
(5) 証明責任の転換… 均衡62
(6) 裁判所の均衡考慮64
(7) これからの動向67
III 交通事故損害賠償請求事件の処理等に関する
方法論・思考様式…69
1 はじめに……69
2 考察の視座……70
(1) 交通事故と医療事故の差異70
(2) 不法行為法の目的と解釈上の要請71
(3) 裁判所の処理方式に従う意味73
3 検討の前提と方法……75
(1) 思考・論理の基礎75
(2) 解決への手段77
4 個別的検討……80
(1) 事故の発生80
(2) 過失の存在82
(3) 因果関係の存在84
(4) 損害の発生86
5 結論の採択……90
(1) 証拠の評価91
(2) 各種規準の検討91
(3) 損害算定の基本92
6 請求権等と処理方針……93
(1) 人損・物損の請求と個数94
(2) 更正処理など95
7 むすび… 基本姿勢…96
IV C 型肝炎事件と同訴訟の遺したもの
.. その裁判の流れをとおして想う、あるべき法曹像.. ……98
1 はじめに……98
2 C 型肝炎と同事件の経過……99
3 C 型肝炎事件訴訟の特色……102
4 C 型肝炎訴訟の法的考察……106
5 むすび……111
V医療訴訟と合併症について……113
1 はじめに… 合併症の意義……113
2 合併症と偶発症……113
3 合併症の概念の立場による差異…114
4 合併症についての説明……115
5 合併症発症までの治療責任…115
(1) その予定された合併症の発生に医師の過失がある場合115
(2) 処置は適正に実施されたが、予定した結果が発生している場合116
6 合併症発症後の診療義務……116
7 事実認定と合併症の評価……117
8 むすび… 結論……117
第2 部判例批評
I再挿管等の不実施と医師の過失……121
1 医療行為の特色と過失判断の基準……125
2 本判決の論理と類似裁判例……126
3 最高裁判例が提示した医療水準……129
4 本判決における事実認定の再検討……131
5 今後における軌道修正の必要……133
IIスキルス胃癌で死亡した患者に対する再検査の
不実施と医師の債務不履行責任……135
1 因果論関係とその展開……139
2 定立する賠償請求とその要件…140
3 相当程度の可能性とその証明……141
4 本判決についての再検討……142
5 今後の展開と修正の必要……144
補論……145
III 医療過誤訴訟における意見書の評価と採証法則1違反……48
1 最高裁の原判決破棄の背景と動向……151
2 鑑定にわたる意見の評価の基礎……151
3 鑑定にわたる意見の評価のための手続的問題…152
4 注意義務違反の認定の基礎……152
5 死亡との因果関係の認定の問題……152
6 破棄判決における拘束性……153
IV 医薬品の添付文書と推定……154
1 最判の意義……156
2 最判と添付文書の意義……160
3 先端的医療との関係……165
4 検討と帰結……168
V 説明の内容と義務履践の主体……171
1 序言……171
2 各事案の概要……171
3 各判決の要旨……172
4 評論……174
(1) 義務違反の請求174
(2) 説明義務違反の主張174
(3) 説明義務違反の認定175
(4) チーム医療と説明176
(5) 説明義務に関する余論178
第3 部講演など
I 医学生のための医事判例紹介……185
1 医療事故訴訟を取り巻く状況
〜 今は「医療受難」の時代である……185
2 ..医療受難」時代の医療のあり方
〜「毅然として」医療の使命を果たせ..……186
3 医事判例をみる場合の注意点
〜「医療」と「裁判」の違いを認識せよ..…187
4 医事判例から学び取る方法
〜「個々の」判例に追従するな..……189
5 最高裁判例を中心に、重要な高裁判例も併せて、
その動向をみるべし
〜「点」ではなく「流れ」で促えよ..…190
6 近時の医事判例の動向……191
7 医療側の過失と「医療水準」……191
8 医療側の過失と「因果関係」……193
9 ..説明義務」と今後の対処法……195
説明義務の意義195
説明義務の今後196
10 今後の医療・裁判のあり方……197
11 医学生に対して望むこと……198
II医療と裁判について……201
1 請求の態様と医師の責任……202
2 損害賠償の要件……204
(1) 診療過誤を理由とする請求204
(2) 説明義務違反を理由とする請求209
3 裁判所の対応と事実認定……211
(1) 義務認定の一般的状況211
(2) 最判による法益の拡大212
4 裁判所の総合的判断……213
(1) 自由心証と医師の裁量213
(2) 事実認定にかかわる要因214
[ 質問への応答]
1 人間ドック検査などの論点216
2 診療録への記載の問題219
3 診療への姿勢219
4 説明の対象事項220
[ 追録]
1 医師と法曹の認識の調整221
2 裁判準備の基調222
3 裁判に必要な対応223
III 裁判経験からみた医事訴訟
.. 事実の認定…… 主張、立証の論点.. ……224
1 はじめに……224
2 医療とは何か……225
3 医療事故訴訟とは何か……227
4 賠償請求の要件……232
(1) 請求― 訴訟物232
(2) 過失と因果関係232
(3) 事実認定の根拠234
(4) 説明義務違反237
5 裁判所の審級における判断枠組み……238
(1) 事実の認定はどのように行われるのか238
(2) 事実審裁判官の人間性と事実認定能力の関与239
(3) 裁判例の傾向239
(4) 心証形成の要点239
□IV 帰責要件としての因果関係の認定における
医学的知見の考慮― 法的因果関係の認定―
―Die Feststellung der rechtlichenKausalita..t― ……244
導入……244
用語解説……247
発言…248
□民法改正作業と診療契約
V
.. ある法曹への私信.. ……252
1 改正の手続と委員会……253
2 審議中の契約の規定……254
3 診療契約との関係…257
(1) 診療契約の意義と目的258
(2) 診療契約の手段債務性259
(3) 説明義務との意味的関連260
(4) 不法行為との関係261
4 結び……262
第4 部附録
先輩弁護士に聞く
.. 私と医療事件との関わり.. ……265





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