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刑法総論
佐久間 修 著
刑法総論
発 行2009年8月1日
税込定価3,780円(本体3,500円)
判 型A5版上製
ページ数516頁
ISBN4-7923-1844-4
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■内容紹介
目   次
はしがき
凡例および文献
第1部 刑法の基礎理論…1
第1章 序 論…1
第1節 刑法および刑法学…1
1 刑法の意義 (1)  2 刑法学とは何か (3)
3 刑法のもつ社会的機能 (4)
第2節 刑法の歴史的発展と学派の対立…6
1 刑法の起源 (6)  2 古典学派と近代学派 (7)
3 わが国における沿革 (9)
第3節 罪刑法定主義の現代的意義…12
1 罪刑法定主義の沿革 (12)
2 罪刑法定主義の派生原則 (13)
3 現代社会における意義 (15)
第4節 刑法の適用範囲…17
1 時間的適用範囲 (17)  2 場所的適用範囲 (20)
3 人的・物的適用範囲 (21)
第2章 犯罪論の基礎…23
第1節 犯罪の本質と形式…23
1 犯罪の意義 (23)  2 犯罪の種類 (25)
第2節 犯罪論の体系…27
1 犯罪成立要件 (27)  2 二分説と三分説 (29)
第3節 行為論…30
1 犯罪概念の基底としての行為 (30)
2 自然的行為論と社会的行為論 (32)
3 目的的行為論と人格的行為論 (33)  4 本書の立場 (35)
第4節 行為論における課題…37
1 法人の犯罪行為 (37)  2 作為と不作為 (39)
3 行為概念における結果と行為者 (40)
第2部 構成要件該当性―第1の犯罪成立要件…43
第1章 構成要件の理論…43
第1節 構成要件の概念…43
1 その歴史的沿革 (43)  2 現在の構成要件論 (44)
第2節 構成要件の機能と種類…46
1 構成要件の機能 (46)  2 構成要件の種類 (48)
3 構成要件論の限界 (49)
第3節 構成要件の要素…51
1 基本的構成要件要素 (51)  2 行為の客観面 (53)
3 行為の主観面 (55)  4 行為の主体 (56)
5 行為の客体・行為の状況 (59)
6 修正された構成要件の要素 (60)
第2章 実行行為―構成要件要素(その1)…62
第1節 実行行為の概念…62
1 実行行為の意義 (62)  2 実行行為性 (63)
3 実行行為と主観的要素 (64)
4 実行行為の時期―早すぎた結果発生 (67)
第2節 実行行為の存否…70
1 実行行為の判断基準 (70)
2 実行行為の開始(実行の着手) (71)
第3節 不作為犯における実行行為…74
1 不作為犯の処罰根拠 (74)  2 作為義務の発生根拠 (77)
3 作為犯との等価値性(等価値性の原則) (79)
第4節 間接正犯における実行行為…81
1 間接正犯の意義 (81)  2 実行行為の開始時期 (83)
3 被利用者標準説に対する批判 (84)
4 着手・未遂分離説に対する批判 (86)
第3章 因果関係―構成要件要素(その2)…88
第1節 因果関係の理論…88
1 因果関係の意義 (88)
2 因果関係論における諸見解の対立 (89)
3 本書の立場 (91)
第2節 条件関係の確定…93
1 条件関係の有無 (93)  2 条件関係の仮定 (94)
3 条件関係の競合 (96)
第3節 相当因果関係―条件説の限定…98
1 「相当性」判断の基準 (98)  2 客観説・主観説・折衷説 (99)
3 行為時の特殊事情 (101)  4 行為後の介在事情 (102)
5 結果発生に対する寄与度 (103)
第4節 相当因果関係論の展開…105
1 不作為の因果関係 (105)  2 過失犯の因果関係 (106)
3 疫学的因果関係 (107)
第4章 構成要件的故意(実行故意)
     ―構成要件要素(その3)…109
第1節 故意の意義および要件…109
1 故意の体系的地位 (109)  2 故意の成立要件 (111)
3 故意の種類 (112)
第2節 故意の存否の判断…114
1 認識主義と意思主義 (114)  2 故意の段階的構造 (116)
第3節 特殊な主観的構成要件要素…118
1 行使の目的・一定の意思傾向 (118)
2 結果的加重犯における主観的要素 (120)
第5章 構成要件的事実に関する錯誤…122
第1節 構成要件的錯誤の意義・種類…122
1 事実の錯誤と法律の錯誤 (122)
2 法律的事実に関する錯誤 (123)
3 同一構成要件内の錯誤と異なる構成要件間の錯誤 (125)
第2節 同一構成要件内の錯誤…126
1 法定的符合説と具体的符合説 (126)
2 客体の特定と複数結果の併発 (129)
第3節 異なる構成要件間の錯誤…131
1 法定的符合説と抽象的符合説 (131)
2 各構成要件の重なり合い (134)
第4節 事実の錯誤と故意犯の成否…135
1 既遂結果の故意帰属 (135)
2 相当因果関係と因果関係の錯誤 (137)
3 規範的構成要件要素の錯誤 (139)
第6章 構成要件的過失―構成要件要素(その4)…141
第1節 過失の意義および要件…141
1 過失の体系的地位 (141)
2 過失の成立要件 (143)  3 過失の種類 (145)
第2節 過失の構成要素…147
1 結果予見義務と結果回避義務 (147)
2 結果予見義務の違反 (149)  3 結果回避義務の違反 (150)
第3節 伝統的過失概念の縮小・拡大…151
1 信頼の原則と注意義務 (151)  2 管理・監督過失 (153)
3 管理・監督過失論に対する批判 (155)  4 過失の競合 (156)
第3部 違法性―第2の犯罪成立要件…158
第1章 違法性の理論…158
第1節 違法性の概念…158
1 違法性の意義 (158)  2 違法性の理論と正当化事由 (160)
第2節 違法性の本質…162
1 形式的違法性と実質的違法性 (162)
2 主観的違法性と客観的違法性 (163)
第3節 違法性の要素…165
1 客観的違法性と主観的違法要素 (165)
2 主観的正当化要素の観念 (167)
3 行為無価値論と結果無価値論 (169)
4 行為無価値論と正当化事由 (171)
第4節 違法性の程度…173
1 可罰的違法性の理論 (173)
2 犯罪論上の意義と判断基準 (174)
3 判例における可罰的違法性 (176)
第2章 正当行為一般(刑法35条)…178
第1節 法令行為(労働争議行為を含む)…178
1 正当行為の種類 (178)  2 法令行為 (179)
3 労働争議行為 (181)
第2節 正当業務行為…183
1 正当業務行為と許された危険 (183)
2 治療行為と正当化事由 (184)
3 脳死体からの臓器摘出 (186)
第3節 安楽死と尊厳死…188
1 安楽死の正当化要件 (188)  2 尊厳死の正当化要件 (190)
第4節 被害者の承諾による行為…192
1 被害者の承諾と保護法益 (192)
2 被害者の合意と承諾 (193)
3 保護法益と正当化の根拠 (194)
4 有効な同意の条件 (195)
第5節 推定的承諾と危険の引受け…198
1 推定的承諾による正当化 (198)
2 危険の引受けによる正当化 (200)
第3章 正当防衛(刑法36条)…203
第1節 正当防衛の意義…203
1 正当防衛の沿革とその本質 (203)
2 正当化の根拠とその限界 (204)
3 正当防衛の制裁的機能 (206)
4 緊急行為としての自救行為 (207)
第2節 急迫不正の侵害―正当化要件 (その1)…208
1 侵害の急迫性 (208)  2 不正な侵害 (210)
3 対物防衛 (212)
第3節 防衛行為の必要性・相当性―正当化要件 (その2)…214
1 防衛行為の前提条件 (214)  2 防衛意思とその内容 (215)
3 やむを得ずにした行為 (218)
第4節 誤想防衛と過剰防衛…220
1 広義の誤想防衛 (220)  2 過剰防衛の意義 (221)
3 誤想過剰防衛の取り扱い (224)
第4章 緊急避難(刑法37条)…227
第1節 緊急避難の意義…227
1 緊急避難の沿革とその本質 (227)
2 不可罰の根拠(正当化と免責) (229)
3 正当防衛と緊急避難 (231)
第2節 緊急避難の正当化要件…233
1 現在の危難 (233)  2 避難行為 (235)
3 過剰避難と誤想避難 (237)
第3節 緊急避難と義務の衝突…238
1 特別義務者の緊急避難 (238)  2 義務の衝突 (239)
3 正当化事由の競合 (241)
第4部 責 任―第3の犯罪成立要件…243
第1章 責任の理論…243
第1節 責任の概念…243
1 責任の意義 (243)  2 構成要件と責任 (245)
3 違法性と責任 (246)
第2節 責任の本質…247
1 道義的責任論と社会的責任論 (247)
2 行為(意思)責任論,性格責任論,人格的責任論 (249)
3 心理的責任論と規範的責任論 (251)
第3節 責任の要素…253
1 主観的責任要素と客観的責任要素 (253)
2 責任能力の存否 (255)  3 責任能力の判断 (257)
第4節 期待可能性の理論…259
1 期待可能性論の意義 (259)  2 期待可能性の判断基準 (261)
3 期待可能性論の具体的展開 (262)
第2章 原因において自由な行為…264
第1節 責任主義と責任無能力…264
1 行為と責任の同時存在 (264)
2 その処罰根拠(実行と責任の所在) (266)
3 適用の限界 (268)
第2節 故意犯の場合…270
1 主観面における限定 (270)
2 客観的要件(実行の着手時期) (272)
3 連続型と非連続型 (273)
第3節 過失犯の場合…275
1 過失犯の構成要件と注意義務違反の時期 (275)
2 注意能力と責任能力 (277)
第3章 故意責任―違法性の意識と違法性の錯誤…280
第1節 故意責任の本質…280
1 故意の体系的地位 (280)
2 故意責任における事実の認識 (282)
3 故意概念の実質化 (284)
第2節 違法性の意識…285
1 責任論上の意義 (285)  2 中間的見解 (287)
3 違法性の意識の内容 (289)
第3節 違法性に関する錯誤…291
1 構成要件的錯誤と違法性に関する錯誤 (291)
2 違法性阻却事由の錯誤 (293)
3 違法性の錯誤(禁止の錯誤) (296)
4 刑法38条3項の解釈と違法性の意識可能性 (298)
第4章 過失責任―過失犯と予見可能性…301
第1節 過失責任の本質…301
1 責任要素としての過失 (301)
2 構成要件的過失と責任過失 (302)
3 事実の過失と法律の過失 (305)
第2節 責任過失の要素…306
1 結果回避義務と結果予見義務 (306)
2 過失における予見可能性 (309)
3 因果関係の認識可能性 (310)
第3節 法人の過失責任…312
1 両罰規定と選任・監督過失 (312)
2 両罰規定による従業員の処罰 (314)
第5部 修正された構成要件―未遂犯と共犯…317
第1章 未遂犯と中止犯―修正された構成要件(その1)…317
第1節 未遂犯(広義)…317
1 未遂犯の意義 (317)  2 未遂犯と実行行為 (319)
3 未遂犯における違法と責任 (322)
第2節 不能犯―実行行為の存否…324
1 不能犯の意義 (324)  2 不能犯と未遂犯の区別 (325)
3 具体的危険説と客観的危険説 (327)
4 不能犯と事実の欠如 (330)
第3節 中止犯…332
1 中止犯の意義と減免の根拠 (332)
2 中止の任意性(「自己の意思により」) (334)
3 犯罪の中止(結果の不発生) (336)
4 中止犯の効果(必要的減免) (338)
第2章 広義の共犯―修正された構成要件(その2)…341
第1節 共犯の理論…341
1 共犯の意義 (341)  2 正犯と共犯の区別 (343)
3 正犯と共犯を分ける基準 (345)
第2節 共犯の本質…347
1 刑罰拡張事由としての共犯 (347)  2 共犯の処罰根拠 (349)
第3節 共犯の従属性と独立性…352
1 共犯従属性説と共犯独立性説 (352)
2 従属性の程度をめぐる諸見解 (354)
3 実行従属性・要素従属性・罪名従属性 (357)
第3章 共同正犯…360
第1節 共同正犯の意義…360
1 共同正犯の成立要件 (360)  2 共謀共同正犯の理論 (362)
3 間接正犯類似説と優越的行為支配説 (363)
4 共謀共同正犯における「実行」 (365)
第2節 共同正犯の成立が限定される場合…367
1 承継的共同正犯 (367)  2 過失犯の共同正犯 (370)
3 結果的加重犯の共同正犯 (372)
第3節 共同正犯の成立が疑問視される場合…373
1 片面的共同正犯 (373)  2 不作為の共同正犯 (375)
3 予備罪の共同正犯 (376)
第4章 狭義の共犯―教唆犯と従犯…379
第1節 教唆犯と従犯の意義…379
1 従属的共犯としての教唆・幇助 (379)
2 従属的共犯の取り扱い (381)
第2節 教唆犯の成立要件…382
1 教唆の故意と未遂の教唆 (382)
2 過失による教唆と過失犯に対する教唆 (384)
3 教唆行為とその態様 (386)
4 「(正犯に)犯罪を実行させた」 (388)
第3節 従犯の成立要件…389
1 幇助の故意と未遂の幇助 (389)
2 幇助行為とその態様 (390)  3 「正犯を幇助した」 (392)
第5章 共犯に関する諸問題
     ―事実の錯誤・未遂と離脱・身分犯と共犯…394
第1節 共犯の錯誤…394
1 共犯における事実の錯誤 (394)
2 同一共犯形式内における事実の錯誤 (395)
3 重なり合いの範囲 (398)
4 異なる共犯形式間における事実の錯誤 (400)
第2節 共犯の未遂…402
1 共犯の障害未遂と中止未遂 (402)
2 共犯関係からの離脱 (403)  3 共犯の中止と離脱 (406)
4 共犯における正当防衛・過剰防衛 (407)
第3節 共犯と身分…411
1 刑法でいう「身分」とは何か (411)
2 刑法65条の解釈 (413)  3 真正身分犯と共犯 (416)
4 不真正身分犯と共犯 (417)
第6部 犯罪の個数と刑罰の理論…421
第1章 罪数論…421
第1節 罪数論の基礎…421
1 総説 (421)  2 罪数の判断基準 (422)
3 構成要件該当性と可罰的評価 (423)
第2節 本来的一罪の諸形態…424
1 本来的一罪の意義 (424)  2 本来的一罪でないもの (425)
3 集合犯・結合犯など(本来的一罪) (426)
第3節 包括的一罪…427
1 包括的一罪と法条競合 (427)
2 包括的一罪(広義)と本来的一罪 (428)
第4節 科刑上一罪…430
1 観念的競合 (430)  2 牽連犯 (432)
3 科刑上一罪の「かすがい」現象 (434)
第5節 併合罪…435
1 併合罪の意義 (435)  2 併合罪の処分 (437)
3 累犯(再犯) (438)
第2章 刑罰論…440
第1節 刑罰の本質…440
1 応報刑主義と目的刑主義 (440)  2 刑罰論と犯罪論 (442)
3 刑事政策的刑罰観 (444)
4 客観的処罰条件と処罰阻却事由 (447)
5 重大犯罪の法定刑の引き上げ (448)
第2節 刑罰の種類…450
1 生命刑・自由刑・財産刑 (450)  2 死刑(生命刑) (452)
3 懲役・禁錮・拘留(自由刑) (455)
4 罰金・科料(財産刑) (456)  5 没収・追徴(付加刑) (457)
6 保安処分 (459)
第3節 刑罰の適用…461
1 法定刑・処断刑・宣告刑 (461)
2 加重・減軽の種類と順序 (462)
3 加重・減軽の方法 (465)
4 酌量減軽と量刑事情 (466)
付録…470
事項索引…478
判例索引…487




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