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社会システムとしての市場経済 〔第2版〕
塚田広人 著
社会システムとしての市場経済 〔第2版〕
発 行2009年9月10日
税込定価3,456円(本体3,200円)
判 型A5版並製
ページ数382頁
ISBN4-7923-4220-3
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■内容紹介
細 目 次

 前 書 き

  第吃堯〇毀閏匆颪畔配ルール

序 論 問題の概観:経済システムと分配ルール
     −−現代市民社会における分配ルールの基本問題−−…3
 はじめに(3)
 第一節 主体的要因−−社会的行動の動機(6)
 第二節 客体的要因−−行動の条件としての環境(7)
    1 決定主体 主体の範囲−−個体から集団へ(8)
    2 決定基準−−強制から合意へ(9)
    3 分配対象(10)
      ‖仂櫃諒儔宗檗歙果から資源へ(10)
     ◆(儔修慮彊−−生産力の変化(12)
    4 目的主体観(12)
       屬△訥度の平等性」へ(12)
     ◆(儔修慮彊(12)
 小  括(17)
    (補 論) 社会変化の要因としての生産力の発展の意義について(18)
 
第一章 分配ルールの決定主体の問題:ロールズ理論の批判的展開(一)
     −−ルールの決定主体は個人か集団成員か−−…29
 はじめに(29)
 第一節 契約の決定主体をめぐる問題状況(30)
 第二節 ロールズ理論の検討:とくに契約の決定主体の性格について(34)
 第三節 ロールズの契約主体の性格の批判的展開−−集団へ(45)
 小  括(49)
 
第二章 分配ルールの決定基準の問題:ロールズ理論の批判的展開(二)
     −−研究対象としての目的主体観と力の均衡−−…51
 はじめに(51)
 第一節 価値判断と目的主体観(53)
 第二節 公正の本質としての力の均衡(58)
 小  括(60)
 
第三章 分配ルールの目的主体の問題
     −−功利主義的目的主体観から新しい目的主体観へ−−…62
 はじめに(62)
 第一節 「社会=目的主体」観と「個人=目的主体」観(63)
 第二節 利己主義の一形態としての功利主義(66)
 第三節 〈目的主体観としての功利主義〉の現代的意義(70)
    1 功利主義の本質的性格(70)
    2 目的主体観としての功利主義の意義とその変遷(72)
 第四節 功利主義に代わる新しい目的主体観の探求の試み
      −−スミスからセンまで−−(78)
    1 スミス、マルクス、ケインズ(78)
    2 ロールズ、セン(83)
 小  括(89)
  第局堯 〇埔豬从僖轡好謄爐隼阿弔諒配ルール
       −−資源と成果の分配ルールの再構成:公正性と慈恵性の視点から−−
第四章 資源分配ルールの再構成(一):土地
     −−公正性基準分配ルールの補強の問題(1)−−…97
 はじめに−−地価高騰・土地問題と土地所有・資源分配ルール−−(97)
 第一節 土地問題の位置づけ
      −−経済ルールにおける土地分配ルール−−(100)
 第二節 土地分配ルールに関する諸議論
      −−市民社会の形成・展開過程に沿って−−(106)
 第三節 今後の土地分配ルールの方向性(114)
 小  括(117)
 
第五章 資源分配ルールの再構成(二):教育費
     −−公正性基準分配ルールの補強の問題(2)−−…126
 はじめに−−教育費負担原則と大学授業料について−−(126)
 第一節 費用負担の考え方
      −−社会的公正性の問題として−−(130)
 第二節 高等教育の学費負担原則の考え方
      −−国際人権規約に至る欧米の思想の検討−−(136)
 第三節 日本における学費負担原則の考え方(143)
    1 憲法と教育基本法の原則(143)
    2 人権規約の留保の経緯に示された考え方(143)
    3 明治以降の教育財政政策に示された教育観(149)
 第四節 一九七〇年代以降現在までの大学授業料の引き上げ過程とその根拠(151)
 第五節 負担原則論の焦点(
      −−高等教育の社会的意義−−(163)
 小  括(172)
 
第六章 成果分配ルールの再構成(一):利潤と賃金
     −−公正性基準分配ルールの補強の問題(3)−−…190
 はじめに(190)
 第一節 問題の所在(191)
    1 市場経済と支配関係(191)
    2 市場経済の分配基準)
       −−「貢献度」基準と「契約」基準−−(199)
 第二節 商品の価値の分配方法
      −−市場経済と貢献度−−(200)
    1 商品の交換比率−−商品の価値とはなにか−−(200)
    2 現行市場経済社会における商品価値の分配と貢献度)
       −−企業家に対する「利潤」と被傭者に対する賃金−−(205)
 第三節 労働一般の、あるいは企業家労働の貢献度と、現行の賃金、利潤(208)
    1 企業家労働の内容と、貢献度の本質(208)
    2 企業家労働の貢献度の測定方法
       −−限界生産力説の有効性の検討−−(211)
    (1)被傭者労働の貢献度=平均生産性
        −−〈各労働単位あたりの限界生産量〉が低下していく事情−−(211)
     (イ)クラークの説明(211)
     (ロ)サミュエルソンの説明(220)
     (ハ)サローらの説明(224)
    (2)企業家労働の貢献度の測定(226)
     (イ)原理的規定(226)
     (ロ)現行市場経済における報酬決定のメカニズム
         −−現実経済の利潤量は企業家労働の貢献度を表わしているか−−(227)
 第四節 現行の分配メカニズムの是正策
      −−現行の市場システムにおける「限界的な賃金決定」を可能としてきた要因とその是正策−−(236)
 小  括(240)
    (補論1)自由と隷属の「パラドックス」について(241)
    (補論2)アリストテレスと貢献度原則について(242)
    (補論3)完全なオートメーションと利潤の存在について(243)
    (補論4)利子の根拠説としての資本の生産力説(節欲説、時差説)について(245)
    (補論5)労働者間の貢献度の測定方法について(246)
 
第七章 成果分配ルールの再構成(二):社会保障
     −−慈恵性基準分配ルールの補強の問題−−(253)
 はじめに(253)
 第一節 ロールズと慈恵性(255)
    1 正義の原理の必要性と慈恵性(260)
    2 正義の原理の構築と慈恵性(265)
    3 正義の原理の現実性と慈恵性(272)
 第二節 自愛心と慈恵性(277)
    1 自愛と慈恵のバランスの視点(277)
    2 社会生物学の視点の批判的検討
       −−「二つの動機のバランス」の視点へ−−(279)
    3 バランスの喪失と回復の経路(284)
    4 現代社会におけるバランス喪失と回復策(287)
 第三節 慈恵性発揮のための政策(292)
    1 基本的政策=競争に伴う生活不安の緩和、解消(293)
    2 緊急避難的措置(293)
 小  括(294)
 
補 章 資源分配ルールと公正性基準:土地分配ルールに関する事例研究
     −−フィリピンの土地改革にみる公正性の問題:一九八七〜二〇〇四−−…307
 はじめに(307)
 第一節 問題の所在(307)
 第二節 考 察(311)
    1 歴史的方向性:西欧とアジア(311)
    (1)アジア、とくにフィリピンの経済発展段階における農地改革の重要性(312)
    (2)フィリピンの土地問題の歴史的経緯(313)
    2 現行土地改革の現状と今後の方向性(315)
    (1)CARP:現行土地改革事業の内容の評価
        −−その成果は現実の力関係をいかに反映できているか−−(316)
    (2)制定過程と法律の内容をめぐって(319)
    (3)同施策のこれまでの達成内容(321)
 小  括(327)
 
 参考図 経済問題の鳥瞰図と本書の問題(1)、(2)
 
   参考文献一覧
   後 書 き
   索  引




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