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新版 精神保健福祉法講義
大谷 實 著
新版 精神保健福祉法講義
発 行2010年10月1日
税込定価3,240円(本体3,000円)
判 型A5版並製
ページ数288頁
ISBN978-4-7923-3274-7
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■内容紹介
 目   次
  はしがき
 主要参考文献
 序 章 法および法規1
 1 社会規範と法 1
 2 成文法の形成 2
 1 法 規 2
2 国の法規 2
 (1) 憲 法
 (2) 法 律
 (3) 命 令
 (4) 最高裁判所規則
 (5) その他の法規および法規に類似するもの
3 地方公共団体の法規 4
 3 不文法の形成 4
 1 慣習法 4
2 判例法 5
3 条 理 5
 4 各種の法領域 5
 1 公法と私法 5
2 実体法と手続法 5
 5 法規の効力 6
 1 効力の始期 6
2 「悪法も法なり」? 6
3 効力の優劣 6
 第1章 精神保健福祉法の基礎8
 第1節 精神保健福祉法の概念8
 1 精神保健福祉法の意義と性格 8
 1 精神保健と福祉 8
2 精神保健福祉法の性格 9
 (1) 複合的性格
 (2) 社会復帰の促進
 2 精神保健と関連法規 10
 1 精神保健とは 10
2 精神保健に係る法規 11
 3 精神障害者の福祉と関連法規 11
 1 精神障害者の福祉と障害者基本法 11
2 障害者自立支援法 12
3 精神保健福祉士法 13
4 心神喪失者等医療観察法 14
 第2節 精神保健福祉法の歩み15
 1 前 史 15
 2 精神病者監護法 16
 3 精神病院法 18
 4 精神衛生法の制定 20
 1 精神衛生法の制定とその背景 20
2 精神衛生法の骨子 20
3 法改正による精神科病院の大増床 21
4 ライシャワー事件と1965年改正 22
 5 精神保健法の制定 23
 1 精神衛生法から精神保健法へ 23
2 精神衛生法と人権問題 24
3 宇都宮病院事件と外国調査団 25
4 精神保健法の内容 27
5 精神保健福祉法の成立 28
 (1) 1993年の改正
 (2) 1995年の精神保健福祉法の成立
 (3) 1999年の一部改正
 (4) 2005年の一部改正
 第2章 精神保健福祉法の目的および対象者31
 第1節 精神保健福祉法の目的31
 1 精神保健目的と福祉目的 31
 1 精神保健福祉法の趣旨 31
2 目的の純化か統合か 32
 2 人権保護の目的 33
 第2節 精神保健福祉行政の対象者
33
 1 精神障害者の定義 33
 2 精神疾患の意義 34
 3 精神疾患の例示 37
 1 統合失調症 37
2 精神作用物質による急性中毒・依存症 37
3 知的障害 37
4 精神病質 38
5 その他の精神疾患 38
 第3章 精神障害者の医療保護39
 第1節 医療保護の意義39
 1 精神科医療の特質 39
 2 医療保護の意義 40
 第2節 強制医療の正当化根拠41
 1 ポリス・パワーとパレンス・パトリエ 41
 2 強制医療の根拠 42
 1 憲法上の根拠 42
2 強制医療と人権の保護 43
3 精神障害者の法的地位 44
 第4章 精神科病院における医療保護45
 第1節 精神科医療提供施設45
 1 医療提供施設の法規制 45
 2 精神科医療提供施設の種類 46
 1 都道府県立精神科病院 46
2 大学,国立・公立・民間(法人)等の精神科病院 47
3 指定病院 48
4 精神科病院の機能分化 48
5 精神科救急医療施設 49
6 精神科診療所 49
 第2節 精神科医療関係者50
 1 総 説 50
 1 医療関係者の意義 50
2 精神科医療関係者 50
 (1) 精神科医
 (2) 精神保健指定医
 (3) 精神保健福祉士
 第3節 精神科医療における医師と患者の関係56
 1 医師の業務と義務 56
 1 医師の業務 56
2 医師法上の義務 56
 (1) 診療義務
 (2) 診断書等に関する義務
3 刑法上の義務 57
 (1) 虚偽診断書作成罪
 (2) 秘密漏示罪
4 民法上の義務 58
 (1) 契約の当事者
 (2) 診療契約の内容
 (3) 医療侵襲の適法化
 (4) 一般医療とインフォームド・
コンセント
 (5) 精神科医療とインフォームド・コンセント
 第4節 保護者制度64
 1 保護者とは 64
 2 保護者の範囲および順序 65
 1 保護者の範囲 65
 (1) 法定後見制度
 (2) 配偶者
 (3) 親 権
 (4) 扶養義務者
 (5) 市町村長
2 保護者の選任順位 68
3 選 任 69
 3 保護者の義務 69
 1 法的性質 69
2 医療保護上の義務 70
3 自傷他害防止監督義務と民刑事責任 71
4 財産上の利益の保護義務 71
5 保護義務の発生と消滅 72
 第5章 精神科入院形態と手続き73
 第1節 総 説73
 1 精神科入院の形態 73
 2 戦後の入院形態の推移 74
 第2節 任意入院74
 1 任意入院の意義 74
 1 任意入院制度の背景 74
2 努力義務規定 75
 2 任意入院の要件と手続き 76
 1 任意入院の要件 76
2 任意入院・退院の手続き 77
 (1) 権利の告知
 (2) 退院の制限
3 任意入院者の処遇 81
 (1) 開放的処遇の原則
 (2) 隔離と拘束
 第3節 措置入院84
 1 総 説 84
 1 措置入院の意義 84
2 医療保護の端緒 85
 2 申請・通報・届出 85
 1 申 請 85
 (1) 申請の主体・対象
 (2) 申請の方法
2 通 報 86
 (1) 警察官の通報
 (2) 検察官の通報
 (3) 保護観察所長の通報
 (4) 矯正施設の長の通報
3 心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者に係る通報 88
4 精神科病院の管理者の届出 88
 3 指定医の診察 88
 1 診察実施の意義 88
2 診察の要件 89
 (1) 「調査上」の意義
 (2) 自傷他害のおそれ
3 診察の実施 90
4 指定医の判定 90
 4 知事による入院措置 91
 1 措置入院の要件 91
2 措置権の行使 92
3 緊急措置入院 94
 5 措置入院の費用 94
 第4節 医療保護入院95
 1 総 説 95
 1 医療保護入院の意義 95
2 同意入院から医療保護入院へ 96
 2 医療保護入院の要件と手続き 97
 1 指定医の診察 97
2 本人の不同意と同意能力 97
3 保護者の義務と同意 98
4 扶養義務者の同意 99
5 市町村長の同意 99
6 入院手続き 102
7 知事への届出 102
 第5節 応急入院103
 1 総 説 103
 1 応急入院の意義 103
2 応急入院と措置入院・医療保護入院との関係 103
 2 応急入院の要件と手続き 104
 1 対象者と指定病院 104
2 医療保護の依頼による入院 105
 3 精神科救急医療体制の整備 106
 4 移送制度 107
 1 趣 旨 107
2 移送の手順 107
3 移送制度の現状 109
 第6節 精神科病院における患者の処遇109
 1 総 説 109
 1 精神科医療と行動制限 109
2 背 景 110
3 行動制限規定の明確化 110
 2 精神科病院における患者の処遇 111
 1 処遇の基本理念 111
2 行動制限 111
 (1) 行動制限の主体
 (2) 行動制限の対象者
3 行動制限の態様 112
 (1) 意 義
 (2) 通信・面会の制限
 (3) 患者の隔離
 (4) 身体的拘束
 (5) 外出の禁止
4 診療録への記載 115
5 指定医の病院管理者への報告等 116
 3 無断退去者に対する措置 116
 1 意 義 116
2 管理者の通知と警察官の措置 117
 (1) 管理者の通知
 (2) 警察官の措置
 第6章 入院患者の人権保護118
 第1節 人権保護制度の必要性118
 1 精神科病院における医療保護と人権の制限 118
 2 患者の法的地位 119
 第2節 入院患者の人権救済120
 1 総 説 120
 2 行政上の監督・救済制度 121
 1 報告徴収制度 121
 (1) 主 体
 (2) 内 容
2 定期の報告による審査制度 122
 (1) 措置入院者に関する報告義務
 (2) 医療保護入院者に関する報告義務
3 精神医療審査会による審査 123
 (1) 定期報告があった場合
 (2) 医療保護入院の届出があった場合
 (3) 審 査
 (4) 審査結果に基づく知事の措置
 3 処遇改善命令制度 125
 1 意 義 125
2 処遇改善命令 125
 (1) 意 義
 (2) 命令の中身
3 退院命令等 126
4 命令違反に対する措置 126
 4 不服申立制度 126
 1 意 義 126
2 退院等の請求 127
3 請求の内容 128
4 請求の方法 128
5 請求による審査 129
 (1) 事前手続
 (2) 全件審査主義
6 精神医療審査会による審査 130
 (1) 意見聴取
 (2) 審査結果
 (3) 審査結果の通知
 (4) 知事の措置
 (5) 請求者に対する通知
 第3節 精神医療審査会の組織および運営131
 1 精神医療審査会の性格 131
 1 意 義 131
2 法的性格 131
3 審査の適正の担保 132
 2 組 織 133
 1 構 成 133
2 審 査 134
3 精神医療審査会の今後の課題 134
 第4節 行政法上および人身保護法上の救済制度136
 1 行政不服審査法との関係 136
 2 行政事件訴訟との関係 136
 3 人身保護法との関係 138
 
 第7章 地域精神保健と福祉140
 第1節 地域精神保健福祉活動140
 1 地域精神保健福祉の意義と目標 140
 1 地域精神保健福祉の意義 140
2 地域精神保健福祉活動の目標 141
 2 地域精神保健福祉活動の担い手 141
 1 精神保健福祉行政 141
 (1) 国
 (2) 都道府県・指定都市
 (3) 保健所
 (4) 市町村
 (5) 精神保健福祉センター
2 地域精神保健福祉の個々の担い手 144
 (1) 精神科医
 (2) 精神保健福祉相談員
 (3) 保健師
 (4) 管理者
 (5) 衛生教育指導員
 第2節 退院の準備と手続き145
 1 退院の準備 145
 1 相談と援助 145
2 保護者の引取義務 146
 2 退 院 147
 1 措置入院者の仮退院 147
 (1) 要 件
 (2) 期 間
2 措置入院者の退院 147
 (1) 措置解除の要件
 (2) 退院措置
 (3) 緊急措置入院者の場合
3 医療保護入院者の退院 149
4 応急入院者の退院 150
 3 精神障害者の退院促進 150
 1 社会的入院者問題 150
2 全国の状況 151
 第3節 保健指導と福祉151
 1 精神保健福祉相談と指導 151
 1 意 義 151
2 相談の方法等 153
 2 訪問指導 153
 1 意 義 153
2 訪問指導の対象 154
3 訪問指導の方法 154
4 訪問指導に関する記録等の整備・保管 154
 3 精神障害者保健福祉手帳 155
 1 総 説 155
2 申請・交付 155
 4 患者クラブ活動の援助 157
 第4節 社会復帰対策157
 1 社会復帰対策の流れ 157
 2 精神障害者社会復帰促進センター 158
 1 指定等 158
2 業 務 158
 3 障害者自立支援法と精神障害者の社会復帰 159
 1 障害者自立支援法の仕組み 159
2 地域生活支援事業 160
3 自立支援給付 160
 (1) 介護事業
 (2) 訓練等給付
 (3) 地域生活支援・相談支援
 (4) 通院医療
4 今後の課題 164
 4 精神障害者社会復帰施設 165
 1 精神障害者生活訓練施設 166
2 精神障害者福祉ホーム 166
3 精神障害者授産施設 167
4 精神障害者福祉工場 167
 第8章 精神保健福祉法に関連する諸課題168
 第1節 心神喪失者等医療観察法168
 1 心神喪失者等医療観察法の意義
 168
 1 法の趣旨 168
2 制度の概要 169
3 医療観察法の性質 170
 2 審 判 171
 3 処 遇 174
 1 入院決定 174
2 通院決定 174
3 退院または入院継続 175
4 保護観察所の役割 176
5 入院決定と措置入院との関係 176
 第2節 薬物乱用177
 1 薬物乱用の意義 177
 1 薬物乱用とは 177
2 薬物乱用の有害性 177
3 薬物乱用と法規制 178
 2 薬物乱用の推移 179
 1 第1次覚せい剤乱用期 179
2 麻薬事犯の動向と第2次覚せい剤乱用期 179
3 第3次覚せい剤乱用期 180
4 薬物乱用の現状 180
 3 薬物乱用の防止対策 181
 1 乱用防止対策のあゆみ 181
2 乱用防止対策の内容 182
 (1) 啓発活動の強化
 (2) 取締りの強化
 (3) 厳正な処罰
 (4) 精神科医療による再乱用防止
 (5) 現状の問題点
 第3節 アルコール依存症187
 1 アルコール問題の現状 187
 1 わが国のアルコール消費量 187
2 アルコール依存症等の患者 188
 2 アルコール関連問題 189
 1 アルコール関連問題とその実態 189
2 アルコール精神疾患 189
 (1) アルコール依存症
 (2) アルコール精神病
 (3) 急性アルコール中毒
 3 アルコール関連問題対策 191
 1 アルコール関連問題対策のあゆみ 191
2 アルコール中毒診断会議 192
3 1985年「意見」 192
 4 アルコール問題対策の今後 193
 1 対策の進め方 193
 (1) 第1次予防
 (2) 第2次予防
 (3) 第3次予防
 第4節 老人の精神障害195
 1 老人の精神障害の意義と対策のあゆみ 195
 1 老人の精神障害とその対策 195
2 痴呆性老人対策 195
3 ゴールドプランの推移 196
 2 老人性認知症対策 197
 1 相談事業 197
2 老人性認知症疾患センター等 197
3 デイ・ケア 198
 第5節 自殺と精神保健198
 1 自殺と法律 198
 1 自殺に関する法制度 198
2 自殺の実態 199
 2 自殺の原因と精神疾患 200
 1 自殺の原因 200
2 精神疾患 200
 3 自殺予防対策のあゆみ 201
 4 自殺総合対策大綱とその推進 202
 1 自殺総合対策大綱 202
2 最近の推進状況 202
3 地域対策 204
 第9章 精神科医療と法的責任205
 第1節 精神科医療と医療過誤205
 1 医療過誤の意義と精神科医療 205
 1 医療過誤の意義 205
2 精神科医療における医療過誤 205
 2 民事上の責任 206
 1 意 義 206
2 注意義務違反 206
 (1) 結果予見義務
 (2) 結果回避義務
 (3) 注意義務違反
3 因果関係 208
4 使用者責任 208
 3 刑事上の責任 209
 1 意 義 209
2 業務上必要な注意 210
3 因果関係 210
 4 行政上の責任 211
 第2節 精神障害者の他害事件211
 1 意 義 211
 1 精神障害者の法的責任 211
 (1) 民事責任
 (2) 刑事責任
2 精神科医療の開放化と監督者の責任 212
 2 保護者の法的責任 213
 1 保護者と監督義務者の責任 213
2 法定監督義務と保護義務 213
3 保護者の不法行為責任 215
 3 精神科病院および医師の法的責任 216
 1 代理監督義務者としての医師 216
2 諸類型 216
3 医師・病院の責任 217
 4 措置入院に関連する他害事件の責任 218
 1 諸類型 218
2 措置すべき患者の監督者 218
 第3節 精神保健福祉法違反の罪219
 1 総 説 219
 2 退院命令違反の罪 219
 3 秘密漏示の罪 220
 4 虚偽申請の罪 221
 5 診察妨害等の罪 221
 6 両罰規定 222
 7 行政罰 222
 
 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律223
精神医療審査会運営マニュアル257
事項索引267
 




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