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共犯理論の展開
西田典之 著
共犯理論の展開
発 行2010年12月25日
税込定価6,930円(本体6,300円)
判 型A5版上製
ページ数452頁
ISBN978-4-7923-1896-3
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■内容紹介
 はしがき
 第一章 共犯の基礎理論―1
 第一節 日本刑法における共犯理論の基本問題…1
 一 はじめに…1
二 共犯の処罰根拠としての因果性…1
三 「共犯」の概念―犯罪共同説と行為共同説…5
四 因果的共犯論と共犯処罰の限界…8
 第二節 共犯の処罰根拠と従属性…14
 一 共犯の処罰根拠…14
二 共犯の従属性…15
 1 可罰性借用説(15) 2 実行従属性(16) 3 要素従属性(17) 4 罪名従属性(19)
 第三節 日本刑法における共犯の基本問題…20
 一 はじめに…20
二 共犯現象…20
三 日本刑法の共犯規定…21
四 処罰拡張事由としての共犯…22
五 共犯の処罰根拠…23
六 共犯の因果性…25
七 承継的共犯…26
八 共犯からの離脱…28
 1 実行着手前の離脱(28) 2 着手後の中止(30) 3 共犯関係の解消(30)

 第二章 正犯と共犯――共犯の構成要件―33
 第一節 構成要件論―その意義と機能…33
 一 はじめに…33
二 構成要件と構成要件要素…34
三 構成要件と違法性・有責性の関係…35
 1 行為類型説(35) 2 違法行為類型説(35) 3 違法・有責行為類型説(36)
 四 構成要件論の実益…37
〔参考文献〕…39
 第二節 共謀共同正犯について…40
 一 はじめに…40
二 共同正犯の共犯性…41
三 共同正犯性の基準…45
 1 形式的実行共同正犯論(45) 2 共同意思主体説(47)
3 実質的実行共同正犯論(48) 4 判例理論の検討(54)
 【付記】…66
 第三節 大麻密輸入の謀議を遂げたものと認められた事例…69
 一 事件の概要…69
二 決定要旨…69
三 解 説…70
 第四節 正犯の概念―共同正犯と従犯の区別…74
 第五節 間接正犯論…82
 一 間接正犯概念の意義と機能…82
二 間接正犯の限界―故意ある道具…85
 1 間接正犯概念を認めるとしても、どこまで可能か(85)
2 身分なき故意ある道具(86) 3 故意ある幇助的道具(87)
 三 間接正犯の実行の着手時期…89
四 間接正犯と教唆犯の錯誤…92
【付記】…98
 第六節 公文書無形偽造の間接正犯について…101
 一 問題の所在…101
二 判例の状況…102
三 学説の批判的検討…108
 第七節 実行および正犯の概念と共犯成立の限界…118
 一 はじめに…118
二 実行従属性…119
三 順次共犯の可罰性…123
四 予備罪の共犯…127
 第八節 不作為による共犯…135
 一 問題の所在…135
二 片面的共犯…136
三 作為義務…138
 1 正犯の作為義務(138) 2 共犯の作為義務(141)
 四 判例の検討…142
 1 不作為による幇助犯を肯定した裁判例(142) 2 不作為による従犯を否定した裁判例(150)
 五 不作為による正犯と共犯の区別…152
 1 同時正犯説(153) 2 原則幇助犯説(153) 3 私 見(154)
 【付記】…158
 第九節 不作為犯論…160
 一 不作為処罰の法理と問題点…160
二 不真正不作為犯と罪刑法定主義…162
三 不作為の因果関係…164
四 作為義務の体系的地位―保証人説…167
五 作為義務の発生根拠…169
 1 共通の前提(169) 2 判例の状況(170)
3 学説の状況(172) 4 限定的理論の展開(174) 5 若干の考察(178)
 【付記】…185

 第三章 因果的共犯論の限界――共犯処罰の限定性―189
 第一節 幇助の因果関係 (1)…189
 一 はじめに…190
二 解 説…191
 1 仮定的因果経過を考慮すべきか(191)
2 条件定式の修正で幇助の因果性を認めるのに十分か(192)
3 幇助の因果性を不要とする見解(193) 4 因果性の要件を維持する立場(194)
 三 私 見…195
【付記】…199
 第二節 幇助の因果関係 (2)…201
 一 事実の概要…201
二 判 旨…203
三 解 説…203
 第三節 過失の共犯…207
 一 問題の所在…207
二 判例の状況…208
 三 学説の展開と検討…210
【付記】…212
 第四節 承継的共犯――部分的関与者の罪責の範囲…214
 一 問題の所在…214
二 判例の現状…216
 1 承継的共犯の成否についてのリーディングケース(216) 2 戦後の下級審判例(217)
 三 問題点の検討…222
【付記】…225
 第五節 必要的共犯…227
 一 問題の提起――必要的共犯という概念の意義と機能…227
 1 必要的共犯とは(227) 2 必要的共犯概念の機能(228)
 二 判例の状況…229
 1 旧刑法下の判例(229) 2 最高裁判所の判例(229)
 三 学説の状況…231
 1 立法者意思説(231) 2 立法者意思説に対する批判(233) 3 実質説の展開(234)
 四 理論の展開…235
【付記】…239
 第六節 共犯の中止について――共犯からの離脱と共犯の中止犯…240
 一 問題の所在…240
二 着手前の中止――共犯からの離脱の要件…243
 1 総 説(243) 2 着手前の離脱の要件(245)
 三 着手後の中止…258
 1 共犯における中止犯成立の要件(258) 2 具体的検討(264)
 四 真摯な中止の努力と離脱および中止犯の成否…268
 【付記】…284
 第七節 共犯と中止…289

 第四章 共犯の故意―297
 第一節 アジャン・プロヴォカトゥール――未遂の教唆…297
 第二節 共犯の錯誤について…302
 一 はじめに…302
二 具体的法定符合説…303
 1 versari in re illicitaの法理とハードな具体的符合説(303)
2 抽象的法定符合説と具体的法定符合説(305)
 三 共犯の錯誤…310
 1 正犯における客体の錯誤(310) 2 正犯における方法の錯誤(312)
3 正犯独自の意思に基づく行為の場合(313)
【付記】…318

 第五章 共犯と身分―323
 第一節 共犯と身分…323
 一 問題の概観…323
 1 問題解決の諸類型(323) 2 六五条の問題点(324)
 二 問題解決の理論的基礎…327
 1 形式的区別の不合理性(327) 2 六五条解釈の新たな視点(330)
 三 六五条の解釈…333
 1 新たな視点からの具体的帰結(333) 2 六五条一項にいう「共犯」の意義(337) 
3 六五条二項の解釈(341)
 第二節 「共犯と身分」再論…350
 一 はじめに…350
二 違法・責任身分の区別について…353
三 事後強盗罪について…357
四 主観的要素と身分…362
 第三節 続「共犯と身分」再論…371
 一 はじめに…371
二 六五条無用論…372
三 義務犯論…377
四 事後強盗罪の共犯…380
五 片面的誇張従属性説…383
【付記】…388

 第六章 補  論―391
 第一節 共犯の罪数…391
 【付記】…400
 第二節 団体と刑事罰…400
 一 序  説…400
二 業務主処罰の法理…402
 1 業務主処罰の形式(402) 2 業務主処罰の根拠(403)
3 無過失責任説(404) 4 過失責任説の展開(407)
 三 法人処罰の法理…409
 1 法人処罰の現状と問題点(409) 2 法人の犯罪能力(411)
 3 法人処罰の刑事政策的必要性(413)
4 両罰規定における法人処罰の問題点(415) 5 法人処罰の展望(421)
 【付記】…428
 第三節 両罰規定と法人の過失…428
 一 事実の概要…428
二 判 旨…430
三 解 説…430




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