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スポーツビジネスの法と文化
アメリカと日本
グレンM.ウォン/川井圭司 著
スポーツビジネスの法と文化
発 行2012年6月1日
税込定価3,780円(本体3,500円)
判 型A5版並製
ページ数396頁
ISBN978-4-7923-8070-0
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■内容紹介

目 次
はしがき I
序 文 V

序 章 1

第1章 
日本スポーツと法的論点
─2000年、日本スポーツ界の転換期─
1.アマチュアスポーツ 9
1)千葉すず選手のスポーツ仲裁(9)  2)肖像権を巡る問題(11)
3)日本のアマチュアリズム(13)
4)学生野球憲章とプロ野球による利益供与(16)  5)特待生問題(18)
6)スポーツ事故を巡る参加者の法的責任(21)
7)施設管理者の法的責任(23)  8)指導者の法的責任(24)
9)誓約書の効力─権利放棄「身体生命」(26)
10)スポーツ基本法の成立(27)
2.プロスポーツ 27
1)プロスポーツと労働法(27)  2)プロスポーツ選手の労働者性(28)
3)プロ野球選手会のストライキの背景(31)
4)プロ野球再編を巡る労使紛争の勃発(34)
5)司法救済(仮処分)の申立て(35)
6)球団側に求められた誠実交渉(36)  7)ストライキの違法性(38)
8)コミッショナーの権限(39)
9)プロスポーツの取引慣行と独占禁止法 〜ドラフトを巡る議論(41)
10)2004年の新規参入と保証金(42)  11)2008年の保留制度改正(43)
12)契約違反の移籍─プロスポーツと契約法(43)
13)プロ野球選手の肖像権─スポーツと知的所有権(45)
14)代理人制度(47)  15)アンチ・ドーピングの動向(49)

第2章 
アメリカ・カレッジスポーツ
─商業化とアマチュアリズムの狭間で─
1.NCAA 55
1)NCAAの歴史(55)  2)NCAAの目的(55)
3)NCAAの組織構造(56)  4)NCAAの財政(57)
5)NCAAの収益分配(60)  6)ディビジョン・(D1)への加盟条件(60)
7)ナイト(Knight)委員会(61)
2.スポーツ組織内の紛争 64
1)組織内決定を巡る司法介入(64)
2)NCAAによる政策実行の強制力(66)  3)高校スポーツ(68)
4)アスリートの権利(団体による処分と適正手続き)(68)
5)スポーツ団体の社会的責任(69)
3.アマチュアリズム 72
1)選手資格(72)  2)プロアマの関係(72)  3)学業とのバランス(73)
4)資格要件と移籍(74)  5)学生選手が受領できる費用(75)
6)大学スポーツの商業化(75)  小 括(78)

第3章 
スポーツとジェンダー
─タイトル・と女子スポーツの発展─
1)タイトル・の成立とその後の動向(83)  2)女性スポーツの発展(84)
3)タイトル・制定と学校スポーツ(86)
4)公民権局とその政策─コンプライアンス(87)
5)公民権局の分析とタイトル・の執行(89)
6)タイトル・の射程と市民権回復法(89)  7)スポーツ・ケース(91)
8)逆差別の議論(97)  小 括(98)

第4章 
コミッショナーの権限
─リーグ利益にかかわる判断の裁量と限界─
1)コミッショナーの誕生と発展(101)
2)コミッショナーと球団・チームオーナーとの関係(102)
3)コミッショナーの権限(103)
4)コミッショナーの権限を巡る訴訟(105)
5)コミッショナー権限の推移(108)  小 括(109)

第5章 
スポーツと反トラスト法
─チームのフランチャイズと競争制限─
1)反トラスト法の概要(113)  2)プロリーグ運営と反トラスト法(115)
3)プロリーグのフランチャイズ生成の歴史(115)
4)フランチャイズの移転に対する制限(117)
5)新規参入への制限と反トラスト法(122)
6)リーグ間の市場争い(123)  7)単一実体説(127)
8)個人スポーツを巡る反トラスト訴訟(130)  小 括(132)

第6章 
スポーツと労働法
─アメリカ4大リーグの労使関係─
1.労働市場と反トラスト法 137
1)選手市場の制限と反トラスト法の関係(137)
2)野球の反トラスト法適用除外(138)
3)野球に関する特例を確立させた連邦最高裁判決(139)
4)野球以外のプロリーグと反トラスト法(140)
2.アメリカ4大リーグの労使関係 142
1)プロスポーツと労使関係(142)  2)プロスポーツと労働法(143)
3)MLBの仲裁手続(147)  4)MLB選手会のストライキ(149)
5)労働法と反トラスト法の交錯(152)
6)カート・フラッド法制定の経緯(153)
7)カート・フラッド法の意義(154)
8)2011年のNFLとNBAのロックアウト(157)
3.4大リーグの労働協約(CBA)比較 158
1)選手会の発足と労働協約の締結(158)  2)選手契約と雇用保障(158)
3)ドラフト制度(159)  4)FA制度(164)
5)サラリーキャップ(167)  6)収益分配制度(169)
7)苦情処理・仲裁制度(172)  8)選手の肖像権(173)  小 括(175)

第7章 
スポーツと契約
─契約による拘束と契約違反の法的効果─
1)導 入(179)  2)契約の成立要件(179)  3)契約の譲渡(179)
4)契約違反(債務不履行)とその救済(180)
5)契約違反を巡る紛争(181)  6)統一選手契約(182)
7)保留条項とその効力(183)  8)ユニークスキル条項(186)
9)統一選手契約と労働協約の関係(187)
10)選手の活動・行動に対する制限(188)
11)選手契約の譲渡(トレード)(188)
12)健康・負傷に関する事項(189)
13)不完全なプレーと債務不履行(190)
14)契約関係への不法介入(190)  15)コーチ契約(192)  小 括(195)

第8章 
スポーツとメディア
─スポーツ放送とそれを巡るアメリカの政策─
1)導 入(199)  2)スポーツ放映権誕生の歴史(200)
3)著作権法(202)
4)連邦通信委員会(FCC)規則(204)
5)スポーツ放送法Sport Broadcasting Act of 1961(206)
6)4大プロスポーツリーグの放映権(207)
7)NFL以外のプロリーグの放映権(209)  8)NCAAの放映権(210)
9)ボウルチャンピオンシリーズ(BCS)(211)
10)大学スポーツの放映権規制と反トラスト法(212)
11)Regents of University of Oklahoma最高裁判決の波紋(214)
12)テレビ放映における選手個人の権利(216)
13)サイフォニング(スポーツ放送の有料化)(218)
14)ブラックアウト(218)  小 括(219)

第9章 
スポーツと知的財産権
─スポーツ商品ビジネスの権利義務関係─
1)商標権とは(223)  2)連邦商標法(225)  3)商標権侵害(226)
4)商標法を巡るスポーツ・ケース(227)
5)アンブッシュ・マーケティング(230)
6)大学スポーツのライセンシング(232)
7)大学スポーツのライセンスを巡る訴訟(233)
8)商標法とオリンピック(235)
9)試合内容の配信と主催者の権利(236)
10)パブリシティ権(肖像権)(238)  小 括(240)

第10章 
スポーツ・エージェント
─エージェントの功罪と法規制─
1.スポーツ産業とエージェント 245
1)スポーツ・エージェントの誕生と発展(245)
2)スポーツ代理産業の発展(247)
3)スポーツ・エージェントの法的意義と役割(247)
4)代理人の義務(248)
2.エージェントを巡る規制─プロスポーツ─ 249
1)スポーツ・エージェントの規制(249)  2)選手会による規制(250)
3.エージェントを巡る規制─大学スポーツ─ 252
1)NCAAの規制(252)  2)UAAA(253)  3)SPARTA(256)
4)FTCの権限(257)  5)エージェント禁止規定を巡る近時の動向(258)
小 括(260)

第11章 
スポーツと薬物
─混迷する薬物問題の行方─
1)スポーツと薬物─歴史的経緯(265)  2)薬物と法的論点(265)
3)ミッチェル報告書(267)  4)MLB薬物問題の伏線(270)
5)薬物問題黎明期の制裁(272)  6)BALCO社を巡る騒動と偽証罪(274)
7)プロスポーツ界の薬物使用を規制する法案(275)
8)選手会の団体交渉上の戦略(275)  9)個別契約と薬物規制(277)
10)学生スポーツと憲法問題(278)
11)大学スポーツにおける薬物検査の導入(280)
12)高校スポーツと薬物検査の導入(282)
13)NCAAと薬物検査の現状(283)
14)各リーグにおける薬物規制(284)  小 括(292)

第12章 
スポーツ事故と法的責任
─加害責任の免責と限界─
1)アメリカ不法行為(297)
2)アメリカにおける危険引受の法理の生成(297)
3)危険引受法理の理論的混乱と現状(298)
4)スポーツ参加者の事故責任(300)  5)指導者の責任(306)
6)施設管理者の責任(310)
7)政府免責(Sovereign Immunity)・公益法人免責(Charitable Immunity)(312)
8)免責約款の効力(313)  9)使用者責任(315)  10)労災補償(316)
小 括(317)

最終章 
スポーツとグローバリズム
─日本プロ野球選手のMLB流出と法的論点─
1.グローバル化を巡る法的議論への誘い 321
1)プロ野球とグローバル化(321)  2)保留制度(323)
3)FA(フリーエージェント)制度(324)
2.MLB移籍を巡る紛争の経緯 326
1)野茂選手のケース(326)  2)伊良部選手の移籍(331)
3)ソリアーノ選手の移籍(332)
3.ポスティング制度の導入 333
1)「1967年日米間選手契約に関する協定」の終焉(333)
2)ポスティング制度の概要(333)  3)ポスティング制度への批判(335)
4.ポスティング制度の法的論点 339
1)リーグ内移籍制限とその合理性(339)
2)リーグ外移籍制限とその合理性(339)
3)合理性が認められる制限の効力(341)
4)アメリカにおける議論(341)
5.田澤問題が示すもの 343
6.まとめ─海外移籍制限を巡る日米の対応の差異─ 347
1)契約書に対する意識(347)
2)協約締結関係、交渉における態度の公正と誠実(348)
3)給与格差に見る競争市場と相互扶助(349)
4)入札金のなぞ(350)
5)NPBの市場保護主義に対するアメリカの見解(351)
6)選手会のジレンマ(352)
おわりに 353
参考図書 356
事項索引 363
アメリカ判例索引 369




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