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学術論文の作法 第2版
近江幸治 著
学術論文の作法 第2版
発 行2016年7月20日
税込定価2,700円(本体2,500円)
判 型四六判
ページ数296
ISBN978-4-7923-2691-3
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■内容紹介
目  次

第 2 版 緒言
緒  言 


学術論文と学位論文  1


1  学術論文の多様性  1
(1) 「学術論文」とは何か 1
(2)  特殊な学術論文「学位論文」─《学位の取得》と《創造性》 2
(a) 「学位の取得」が目的 2
(b) 「創造性」があること 2
2  修士学位論文(修士論文)  5
(1) 修士学位の取得と修士論文 5
(2) 研究者としての“資質”の判定資料 6
3  博士学位論文(博士論文)  7
(1) 博士学位の取得と博士論文 7
(2) 博士論文の水準と運用 7
(a) 博士論文の水準 7
【学位申請論文の審査基準】 8
(b) 「課程による博士」論文の運用 9
(c) 「課程によらない博士」論文の運用 10




テーマの決定から「仮説」の論証へ
 ─学術論文の神髄  13
1  「テーマ」の決定のプロセス  13
(1) “どの領域のどのようなことに関心を持っているか” 13
(2) 指導教授と相談する 14
(3) 着眼点の独創性を大切にする 15
(4) 構想のよくない論文 16
(a) 「視点」の問題 16
(b) 「創造性」の問題 16
(c) 「資料」の問題 17
2  「仮説」の確信─テーマから仮説の結晶へ 17
(1) 「仮説」とは何か 17
(2) 仮説を確信する! 18
3  《仮説の論証》プロセス  19
(1) 仮説の論証の方法 19
(2) 拙著の場合 19
(3) 「仮説」→「論証」プロセス(学術論文の神髄!) 23


「研究計画」と資料収集・データ管理 25

1  「研究計画」の立て方  25
(1) 研究には「時間的制約」がある! 25
(2) 大学院制度における制約 26
(a) 修士論文の提出に関して 27
(b) 課程による博士論文の提出に関して 27
(c) 課程によらない博士論文の提出に関して 28
2  資料の収集  28
(1) 常にあらゆる資料を収集しておく 28
(2) オンラインによる収集 31
(3) アイディアを“メモる”習慣を! 33
3  データの管理  34
(1) データ管理の重要性 34
(2) 文献カード・研究ノートの利用? 35
(3) パソコンによる管理 36
(4) デジタル・ファイルでの保管 38
4  収集した資料は「検索」が命  39

論理の展開と文章による表現
 ─仮説論証の技術 40
1  “起・承・転・結”という論理構成は?  40
(1) 「起・承・転・結」とは何か? 40
(2) 学術的論理の展開には不向き! 41
2  学術論文に必要な論理構成  44
(1) 「仮説」の設定 44
(2) 仮説の「論証」 45
(3) 「帰結」(独自の見解であることを示す) 46
3  文章の書き方  47
(1)  “簡潔でわかりやすい”文章を! 47
(a)  「文」として正確 47
(b)  文による「表現」が明確 47
(2) 客観的な文章表現を! 48
(3) 修辞法(レトリック) 49
(a)  タイトルの付け方 50
(b)  文章は短く切るクセを! 51
(c)  「段落」を付ける 52
(d)  「文法」を履む 53
(e)  特定の語句を強調したい場合は文頭に置く 57
( f )  形容詞句の係り方と「1 つの名詞には 1 つの形容詞」原則 59
(g)  読点「、」・「,」の打ち方 61
(h)  括弧(カッコ)の使い方 70
( i )  主語を受ける助詞「は」と「が」 75
( j )  「漢字」表記か「ひらがな」表記か 77
(k)  接続詞としての「が,」は? 82
( l )  比較形式で「A と B」か「A か B か」か 83
(m)  文末助動詞の「である。」と「だ。」 84
(n)  語句の重複を避ける 85
(4) 日本語の書き方についての2冊の手引書 86


研究上の決まりごと 90

1  「引用」について  90
2  「引用」の許諾とその範囲  90
(1) 「引用」が認められる根拠 90
(2) 引用の範囲─「公正な慣行」と「正当な範囲内」 91

(a)  「公正な慣行」 91
(b)  「正当な範囲内」 92
3  「引用」の基本原則  94
(1) 先行者優先原則と引用義務 94
(2)  「学説の引用」に注意 95
(3)  出典明示義務と表記方法 96
(a)  “THE BLUEBOOK”(A Uniform System of Citation) 96
(b)  法律編集者懇話会編「法律文献等の出典の表示方法」 97
(4) 孫引きの禁止 98
(5) 直接引用か「参照」か 100
(6) 「注」の付け方 101


研究倫理 104

1  「研究倫理」とはなにか  104
2  学術的「創造物」の尊重  105
(1) 先行者優先原則 105
(2) 「引用」の適切性 106
3  反倫理的行為  106
(1)  他人の研究成果の剽窃(盗用) 106
(a)  「剽窃」の典型は,「引用」がなく,他人の研究成果そのも
のを,自分の研究成果として公表する場合 106
(b)  著作権侵害 107
(2) 適切でない「引用」 108
(a)  「引用」はあるが,〔B 論文〕の表現または主張内容が〔A
論文〕の主張と「まったく同一」か,または「ほとんど同一」
である場合 108
(b)  自分の主張のほとんどが引用に頼っているもの 109
(c)  〔B 論文〕(引用論文)と〔A 論文〕(被引用論文)との質的
量的な主・従関係が逆転しているもの 109
(d) 自分の主張が引用部分の解説に過ぎないものも 109
(3) アイディアの剽窃 110
(a)  指導教授による学生のアイディアの剽窃 110
(b)  研究会での研究報告(アイディア)の剽窃 110
(c)  影響するアイディア 111
(d)  授業でのアイディアは? 111
(4) 翻訳(二次的著作物)の剽窃 112
(5) 画像等の切り貼り 113
(6) 資料・データのねつ造・改ざん 113
(7) 自己の著作物の流用(転用) 113
4  指導倫理  114
(1) 指導教授の役割──「学位論文の完成」 114
(2) 学生からみた「指導教授」 115
(3) 「自由な研究の保障」 116
(4) パワー・ハラスメント 118
【留学生に対する指導】 118

「リサーチペーパー」(research paper)に
ついて 120
1  リサーチペーパーとは何か  120

2  リサーチペーパーと修士論文(学術論文)との違い 122
(1) リサーチペーパーの特徴 122
(2)  リサーチペーパーの形式 123
(a)  字数:20,000 字(日本語・全角) 123
(b)  論述の内容 123
(c)  書 式 124
3  リサーチペーパー執筆の留意点  127


小論文・答案の書き方 129

1  小論文・答案の特殊性  129
(1) 小論文と答案の共通性と相違性 130
(a) 共通性─“与えられた課題”に対する「解答」 130
(b) 小論文と答案の違い 130
(2) 《評価対象》としての「文章」 132
2  何が問われているのか─問題点の正確な把握 133
(1) “問われていること”を解明する 133
(a) 出題の意図 133
(b) 論点を正確に解明する 133
(2) 《論点の解明》の具体的作業 134
(a) 問題の形式・文言等を注意深く読むこと 134
(b) 自分の学習の成果が問われている 134
(3) 問題点の整理(文章表現の前段階) 135
(a) 問題点の整理 135
(b) 時間の配分 135
3  態度決定から理論構成へ─小論文・答案の作成 136
(1) 態度の決定 136
(2) どのような理論構成をするか(具体的な論理の展開) 137
(a) 上記で把握した正確な問題点(論点)を明示すること 137
(b) 論理構成を明快に展開すること 137
(3) 小論文・答案の作成(1)─理論の構成 138
〔機諭〔簑蠅寮騎里頁聴 138
〔供諭‖崚戮侶萃蠅藩論構成 139
〔掘諭〃誅澄兵己の見解) 139
(4) 小論文・答案の作成(2)─文章による表現 139
(a) 「読む人」(出題者・審査員)を文章で説得する 139
(b) 文章の表現は,わかりやすく 140
(c) 「段落」をつけて展開する 140
4  結論部─自分の意見の引用とまとめ 142
5  答案を採点していて─余滴 143
(1) 小問には,必ず全問に答えること 143
(2) 「問い方」に注意 144
(3) 前提が長すぎる答案 144
(4) 「です・ます」調は避ける 145
(5) 山を張って外した答案(学部期末試験など) 145
(6) 「余事記載」の答案 145
(a) 特定のシグナル? 146
(b) 大学の期末試験では 146


資料 1 文献引用の表示方法(出典の明示)
(法律編集者懇話会編「法律文献等の出典の表示方法」) 149
1  文献の表示  149
(1) 雑誌論文 149
(2) 単行本 150
(a) 単独著書の場合 150
(b) 共著書の場合 151
(c) 編著書の場合(所収の論文表示を含む) 151
(d) 翻訳書の場合 153
(3) 判例研究 153
(a) 雑誌の場合 153
(b) 単行本の場合 154
(4) 座談会等 154
(5) その他 154
(a) 前掲文献の扱い 154
(b) 注番号の扱い 155
2  社会科学一般の文献引用方法(早稲田大学公共経営大学院)  155
3  判例,先例,通達の表示  158
(1) 判例 158
(2) 先例,通達 158
4  デジタルコンテンツの表示  159
(1) 頁概念があるもののうち DVD など閉鎖型の文献の場合 159
(2) 頁概念があるもののうち開放型の文献の場合 159
(3) 頁概念のない Web サイト,データベースなどの場合 159
5  法令名の略語  160
6  判例集・判例評釈書誌の略称  168
(1) 大審院時代の判例集等 168
(a) 公的刊行物 168
(b) 私的刊行物 169
(2) 最高裁判所時代の判例集等 169
(a) 公的刊行物 169
(b) その他の官庁刊行物 171
(c) 私的刊行物 171
7  定期刊行物の略称  172
(1) 学会誌・法律雑誌,官公庁等の発行誌 172
(2) 法学部・法学科等のある大学の紀要 175


資料 2 学位等に関する規則 179


1  学校教育法  179
2  文部科学省令・学位規則  188
3  早稲田大学学位規則  194


Ⅺ 資料 3 研究倫理関連法令 200


1  著作権法  200








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