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RJ叢書 11
教育と修復的正義
学校における修復的実践へ
竹原幸太 著
教育と修復的正義
発 行2018年3月1日
税込定価3,780円(本体3,500円)
判 型A5判
ページ数160頁
ISBN978-4-7923-6112-9
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■内容紹介
目  次
はしがき
初出一覧
第1章 修復的正義の学際的関心の高まりと修復的実践
1.はじめに…1
2.修復的司法をめぐる先行研究…2
(1) 法学領域における修復的司法への注目(2)
(2) 修復的司法への関心の拡大とRJ全国交流会の組織化(3)
3.学校における修復的実践をめぐる先行研究…5
(1) 修復的実践ワーキンググループの設立と修復的実践研究(5)
(2) 共生と修復研究会への改組と共同研究の展開(7)
4.修復的実践の理論的検討…9
第2章 青少年問題対策としての生徒指導の変遷
 ―今,なぜ修復的実践なのか?
1.はじめに…15
2.非行・いじめの社会問題化と「体罰」問題…16
(1) 青少年問題の学校問題化(16)
(2) 管理教育と体罰の顕在化(17)
3.青少年問題対策としての「カウンセリング」・「心の教育」
 …18
(1) 体罰の反省からカウンセリングへの転換(18)
(2) 心の教育論と少年法改正論の混在(19)
4.少年法改正と「毅然とした生徒指導(ゼロ・トレランス)」の連動
 …20
(1) 少年司法と学校教育で連動する個人の責任追及(20)
(2) 規範意識低下論と徳育・毅然とした生徒指導の強化(21)
5.青少年問題の「教育福祉的支援」と「法的統制」の混在…23
(1) 問題行動の背景を読み解くチーム学校構想(23)
(2) 徳育・毅然とした生徒指導の強化論を継承する立法(24)
6.「関係性の病理」として青少年問題を捉え直す修復的実践
 …27
(1) 青少年問題を捉える視点の変化(27)
(2) 青少年問題の実態に即した修復的実践(28)
第3章 日本におけるゼロ・トレランス受容の問題点と修復的実践への転換
1.はじめに…33
2.「毅然とした生徒指導(ゼロ・トレランス)」の受容過程と
実践事例…34
(1) ゼロ・トレランスの紹介と文部科学省の提言(34)
(2) ゼロ・トレランスの導入事例(35)
3.ゼロ・トレランスの肯定的評価の再検討…37
(1) ゼロ・トレランス推進の背後仮説としての「教育再生」論(37)
(2) 「学校から刑務所へのパイプライン」現象への批判(38)
4.修復的実践への転換と実践事例…40
(1) 修復的実践の構造と期待される教育効果(40)
(2) ミネソタ州におけるゼロ・トレランス中止と修復的実践への転換(42)
(3) 修復的過程と意思決定手続き(43)
5.修復的実践の留意点…44
(1) 実践の羅針盤となる子ども観・教育観(44)
(2) 生徒参加・意見表明権の保障とアセスメントの必要性(46)
第4章 修復的実践の世界的展開と構造
1.はじめに…53
2.修復的実践の連続構造と修復的過程…53
(1) 連続体としての修復的実践(53)
(2) 応答的統制となる修復的実践(54)
(3) 修復的実践の基盤となる価値とスキル(57)
3.修復的実践のプログラムと評価…58
(1) 第一水準の総合的な修復的介入(58)
(2) 第二水準の的を絞った修復的介入(59)
(3) 第三水準の徹底的な修復的介入(60)
4.修復的実践とシティズンシップ教育…60
第5章 IIRPの活動内容と修復的実践の研修
1.はじめに…65
2.IIRPの活動概要…66
(1) IIRPの沿革と実践プロジェクト(66)
(2) IIRP加盟国の拡大と修復的実践の国際共有(67)
3.修復的スキルとなる「修復的問いかけ」と「フェアプロセス」
 …67
(1) 修復的実践の構造とスキル(67)
(2) 修復的スキル研修の実際(69)
4.修復的実践に日本が学ぶもの…71
(1) 「対話する関係性」とアクティブ・ラーニング(71)
(2) 問題行動ケースの担い手と「チーム学校」での実践可能性(72)
(3) 暴力予防に向けた学校自治の形成(73)

第6章 修復的実践と道徳性の発達
1.はじめに…77
2.修復的実践の対話過程における道徳的葛藤…78
(1) 再統合的恥付けの条件設定と応答責任(78)
(2) 道徳的葛藤を経由した再統合的恥付け(79)
3.修復的実践と道徳教育…80
(1) 学校教育全体を通じた道徳教育の一部としての修復的実践(80)
(2) 日本の学校教育で修復的実践の要素を取り入れる場面(81)
4.修復的スキル研修の課題…82
第7章 ジャスト・コミュニティと修復的実践の比較検討
 ―アメリカ教育史的観点から
1.はじめに…85
2.アメリカ教育史として見たジャスト・コミュニティと修復的
実践の連関性…87
(1) プラグマティズムとジャスト・コミュニティ(87)
(2) 実証研究の台頭とジャスト・コミュニティの衰退(88)
(3) 「正義」を理念とする学校コミュニティ形成の再燃(89)
(4) 教育史的観点から見た修復的実践の意義(90)
3.ジャスト・コミュニティと修復的実践における「教育価値」
の位置づけと布置関係…91
(1) 実践構造・教育価値の類似性(91)
(2) 「発達の刺激としての対話」と「教育価値としての対話」(93)
(3) 教師の役割の相違(94)
(4) ジャスト・コミュニティと修復的実践の布置関係(95)
4.実践展開を支える教師支援の視座…96
(1) ジャスト・コミュニティの実践事例に学ぶ教師支援の課題(96)
(2) 実践を支える要素となる省察サイクル(97)
(3) 学校全体を通じた修復的実践の実践事例に見る継続課題(98)
(4) 実証効果を超えた「学習としての実践評価」の視点(100)
5.子どもの発達段階と正義概念…101
第8章 日本における修復的実践の文化的基盤
 ―再統合的恥付け理論を手がかりとして
1.はじめに…107
2.日本文化における恥の類型・機能と現代文化への反映…109
(1) 「私恥」の自覚に敏感な日本文化(109)
(2) 「私恥」の過剰反応による反作用と「空気を読む」文化(110)
(3) 「公恥」に基づく制裁としての村八分(112)
(4) 村八分意識の残存と現代の社会的排除(114)
3.再統合的恥付けと道徳的社会化…115
(1) 価値意識を変革する「私恥」と再統合的恥付け(115)
(2) 「私恥」の反作用を抑止する条件(116)
(3) 道徳的社会化としての再統合的恥付け(117)
4.日本的「空気」に切り込む教育戦略としての修復的実践
 …119
第9章 学校の修復的実践から修復的少年司法への架橋
1.はじめに…123
2.修復的司法の研究・実践の展開…124
(1) 諸外国の修復的司法の動向(124)
(2) 日本の修復的司法の動向(126)
(3) 修復的司法の実践モデルの検討(127)
(4) 修復的司法の停滞(127)
3.修復的実践を通じた対話風土の形成と厳罰論への対抗
 …129
(1) 修復的実践の構造と射程(129)
(2) 修復的司法と子どもの権利擁護(130)
4.日本における修復的司法・実践の展望…132
(1) 修復的司法・実践を試みる意義(132)
(2) 対話を育む茨田高校の実践(134)
第10章 発達のつまずき・失敗を乗り越える「甦育」と修復的
実践
1.はじめに…139
2.思春期・青年期の発達課題をいかに捉えるか…140
(1) 少年事件に登場する少年達の発達困難(140)
(2) 裁判員裁判で見え難くなる発達課題(142)
3.つまずき・失敗から立ち直る「甦育」と修復的実践…143
(1) 少年事件から確認すべき機関連携・チーム支援(143)
(2) 「徳育」・「療育」から「甦育」へ(144)







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