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ホーム > 書籍詳細 > 責任原理と過失犯論 [増補版] |
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発 行 | : | 2019年5月20日 |
税込定価 | : | 4,620円(本体4,200円) |
判 型 | : | A5判上製 |
ページ数 | : | 272頁 |
ISBN | : | 978-4-7923-5277-6 |
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■内容紹介 |
<目次> 増補版へのはしがき
1 責任原理の基礎づけと意義 ―アルトゥール・カウフマン『責任原理』を中心として―…1 一 序…1 二 アルトゥール・カウフマンの責任原理の基礎づけ…5 三 責任原理の具体的顕現…14 四 結 語…23
2 行政刑法における過失犯処罰と明文の要否 ―法益保護と行為主義・罪刑法定主義・責任主義の衝突から調和へ―…27 一 序―問題設定…27 二 判例・学説の潮流とその分析…29 三 法益保護と行為主義・罪刑法定主義・責任主義の衝突から調和へ…85 四 結 語…92
3 過失犯の基礎理論…95 一 序…95 二 過失犯の構造―日本刑法学における過失犯論の史的展開…96 三 過失犯における実行行為・注意義務・因果関係…100 四 過失「責任」の意味と予見可能性…101 五 信頼の原則…106 六 結 語…112
4 過失「責任」の意味および本質 ―責任原理を視座として―…115 一 序…115 二 過失「責任」の意味および本質…116 三 過失「責任」論の課題…122 四 結 語…125
5 「認識ある過失」と「認識なき過失」 ―アルトゥール・カウフマンの問題提起を受けて―…127 一 序―問題の所在…127 二 「認識ある過失」と「認識なき過失」の区別の意義 ―若干の史的概観とアルトゥール・カウフマンの問題提起…131 三 「認識ある過失」と「認識なき過失」の区別の論理構造…144 四 結 語…153
6 事故型過失と構造型過失…155 一 序―問題設定…155 二 「構造型過失」と実行行為…157 三 「構造型過失」と予見可能性…165 四 結 語…179
7 過失犯の共同正犯…181 一 序…181 二 過失犯の共同正犯をめぐる議論の分析と理論的検討…183 三 過失犯の共同正犯に関する判例分析…196 四 結 語…210
8 放火罪と公共危険発生の認識の要否 ―実質的責任原理の観点からみた故意と過失の区別―…213 一 序―問題設定…213 二 認識不要説からの問題提起と通説的認識必要説の検討…216 三 実質的責任原理からの認識必要説の展開…226 四 結 語…230
9 再論:「認識ある過失」と「認識なき過失」の区別…233 一 序…233 二 提起された批判とそれに対する解答…235 三 アデケミ・オヅジリンのイギリス過失犯論分析とその検討…243 四 結 語…250
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