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デザート・モデルの量刑論
松澤 伸 訳/アンドレアス・フォン・ハーシュ 著
デザート・モデルの量刑論
発 行2021年7月21日
税込定価4,400円(本体4,000円)
判 型A5判上製
ページ数190頁
ISBN978-4-7923-5335-3
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■内容紹介

《目 次》

翻訳者まえがき (i)
はしがき (v)
謝辞 (v)

第1章 序論:均衡的量刑論の登場 1
 1.1 デザート・モデルの起源 (1)
 1.2 均衡に基づく量刑:スウェーデンの量刑体系という例 (5)
 1.3 均衡量刑の利点 (7)
 1.4 ありうる代替案としての予防量刑? (9)
 1.5 デザート論拠の倫理的前提 (12)
 1.6 本書で取り扱われるトピック (14)

第2章 均衡量刑の概略 19
 2.1 非難と刑罰的デザート (19)
 2.2 均衡論拠 (22)
 2.3 「制限原理」あるいは「決定原理」としての均衡? (24)
 2.4 犯罪の重大性と厳格性の測定 (26)
 2.5 過去の有罪判決の役割 (27)
 2.6 犯罪予防目的を含めるべきか (28)
 2.7 デザートと重罰化? (30)

第3章 刑事制裁はなぜ存在しなければならないのか 31
 3.1 デザート理論の多様性 (31)
 3.2 非難に基づいた刑罰の正当化 (33)
 3.3 なぜ刑罰に非難が含まれるのか (35)
 3.4 なぜ刑罰には害悪が含まれるのか (39)
 3.5 二つの要素の関係 (43)

第4章 なぜ均衡した処罰なのか 49
 4.1 ベッカリーアとベンサムの抑止論拠 (50)
 4.2 積極的一般予防:抑制(内的抵抗)再強化論拠 (51)
 4.3 非難論拠 (53)
 4.4 非難論拠についての詳説 (55)

第5章 序数的均衡と基数的均衡 61
 5.1 序数的均衡 (63)
 5.2 序数的均衡の下位要件:同等性と順位序列 (64)
 5.3 序数的均衡は犯罪予防対策への信頼をどの程度制限するか (65)
 5.4 基数的規模と刑罰制度のアンカーポイントの固定化 (66)
 5.5 刑罰構造のアンカリングについてどの程度の指針が必要か (67)

第6章 重大性・厳格性・生活水準 71
 6.1 犯罪の重大性の把握 (71)
 6.2 刑罰の厳格性の評価 (76)

第7章 前科の役割 79
 7.1 現在問題となっている行為に方向づけた説明 (81)
 7.2 犯罪歴に方向づけた説明 (82)
 7.3 別の説明 ──寛容性と犯罪歴 (83)
 7.4 複数の前科がある場合 (87)
 7.5 制度的・社会的文脈 (89)
 7.6 一つの実例 ──スウェーデンにおける再犯者処遇 (91)
 7.7 前科の重さと件数 (93)

第8章 均衡的な非拘禁的制裁 95
 8.1 モデルの基本要素 (95)
 8.2 代替:等価な刑罰打撃 (97)
 8.3 条件に違反した場合のバックアップ制裁 (101)

第9章 「修正された」デザート・モデル? 105
 9.1 例外的な逸脱 (106)
 9.2 「レンジ・モデル」 (111)
 9.2a 「限定された応報主義」 (112)
 9.2b 「修正された」デザート・モデル (113)

第10章 デザート・モデルの政治学 117
 10.1 デザート・モデルの政治的出自 (117)
 10.2 厳罰化を制限する根拠:デザート対刑罰功利主義 (121)
 10.3 均衡性と刑の重さの増加? (126)
 10.4 「ロー・アンド・オーダー」戦略 (129)
 10.5 「背景にある病理」に関する議論 (133)
 10.6 「空虚性」論 (137)

第11章 少年に対する均衡刑 139
 11.1 序 (139)
 11.2 有責性 (141)
 11.2a 認知的要因 (142)
 11.2b 自発的コントロール (145)
 11.2c 少年「割引」か個別評価か (146)
 11.3 懲罰的「打撃」 (147)
 11.4 少年に対する特別な「寛容性」 (150)

補遺:デザート・モデルの進化 ――簡潔なクロノロジー 157
 1. Doing Justiceとその起源 (157)
 2. 「そもそもなぜ処罰するのか?」という問題 (160)
 3. 基数的均衡と序数的均衡 (160)
 4. 犯罪の深刻さの測定 (161)
 5. 前科の役割 (162)
 6. 非拘禁的刑罰 (162)
 7. 少年犯罪者 (163)

 文献一覧 165
 事項・人名索引 175





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