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敷金契約の法理
太田昌志 著
敷金契約の法理
発 行2021年12月25日
税込定価7,700円(本体7,000円)
判 型A5判上製
ページ数384頁
ISBN978-4-7923-2775-0
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■内容紹介

《目 次》

はしがき...
略語一覧...
序論 敷金をめぐる諸問題...1

第1章 敷金の法的性質をめぐる議論について...11
  1 敷金をめぐる判例の動きについて...12
  2 日本の伝統的な敷金の考え方について...18
 小括...23

第2章 ドイツ敷金制度の概要...25
 第一節 はじめに...25
 第二節 ドイツ賃貸借法における敷金制度の特徴...28
 第三節 法律草案において提起された問題...30
  1 利息の帰属について...30
  2 賃貸人の破産の場合...31
 第四節 ドイツにおける敷金制度の概観...34
  1 敷金に対する基本姿勢...35
  2 BGB第551条ならびに旧BGB第550b条発効以前の契約について(時系列上の適用範囲)...37
  3 敷金規定の適用範囲(契約の対象による分類)...41
  4 敷金の形態...43
  5 現金払いによる敷金...74
  6 敷金規定の効果について,預託における信託的行為について...111
  7 賃貸借関係継続中の敷金...124
  8 契約終了時の敷金...127
  9 敷金返還の手続きについて...137
  10 賃貸人・賃借人双方に対する強制執行・破産の扱い...148
  11 賃貸目的物の譲渡・競売...158
 小括...158

第3章 敷金の分別管理とその法的根拠について...161
 第一節 敷金の重要性と分別管理の必要性について...161
  1 問題提起...161
  2 敷金の重要性と分別管理の必要性...162
  3 分別管理の意義...164
  4 議論の方向性...165
 第二節 ドイツにおける敷金の分別管理について...166
  1 ドイツにおける敷金の分別管理制度の概観...167
  2 ドイツにおける敷金を巡る議論の沿革について...168
 第三節 敷金の分別管理の委任契約構成...182
  1 分別管理義務の根拠について...182
  2 寄託契約構成について...184
  3 消費寄託契約構成の可能性...186
  4 分別管理義務の委任契約構成...190
  5 委任契約の適用可能性について...197
  6 敷金の分別管理から生ずる効果の委任契約構成...200
 第四節 敷金と信託...206
 第五節 金銭所有権の特殊性と敷金の分別管理...207
 第六節 日本での敷金口座の可能性...209
 小括...212

第4章 敷金の分別管理義務とその効果について(敷金の費消事案において,賃料の支払いを拒絶できるか)...214
 はじめに...214
 第一節 賃料の支払拒絶の方法について...215
  1 賃料の支払いと敷金の関係...215
  2 敷金の分別管理義務について...221
  3 同時履行の抗弁権の転用について...225
  4 敷金の分別管理と賃料支払拒絶の同時履行関係について...226
  5 同時履行の抗弁権が有する履行拒絶権としての機能...234
 第二節 債権的留置権(一般的留置権)について...236
  1 債権的留置権(一般的留置権)の存在...236
  2 危殆化の明確化...239
 第三節 その他の可能性について...242
  1 留置権の適用の可否...242
  2 不安の抗弁権との関係...243
 第四節 ドイツにおける法的状況について...247
  1 ドイツにおける,敷金分別管理と賃料支払拒絶について...247
 小括...250

第5章 同時履行の抗弁権再構成(敷金分別管理と賃料支払の関係を契機として)...252
 はじめに...252
  1 同時履行の抗弁権規定の沿革...254
  2 ドイツにおける債権的留置権(一般的留置権)について...257
  3 即時型と猶予型の分類...262
  4 請負契約における瑕疵修補に代わる損害賠償請求権と報酬請求権の関係...264
 小括...265

第6章 2013年ドイツ賃貸借法改正における敷金の扱いについて...267
 はじめに...267
 第一節 2013年ドイツ賃貸借法改正法の概略...268
  1 改正の背景...268
  2 環境保護への配慮...270
  3 明渡手続きの簡略化の必要性...270
 第二節 敷金の扱いに関する分析...271
  1 新BGB第569条における重大な理由に基づく即時解約(中途解約)...272
  2 敷金滞納の定義について...279
  3 現金払い敷金の特殊性...287
  4 解約権の排除と失権...288
  5 BGB第314条第3項の適用の可否...292
 小括...297

第7章 敷金の限度額について...299
 はじめに...299
 第一節 日本の敷金限度額を巡る議論について...300
  1 地代家賃統制令や高額な敷金を巡る日本の問題点...300
  2 高額な敷金の法的構成について...301
  3 日本における敷金の法的構成...302
  4 日本の判例における高額な敷金の扱いについて...303
  5 日本の敷金限度額設定に対する問題...304
 第二節 ドイツにおける敷金限度額設定の制度...307
  1 敷金の限度額の設定の立法趣旨...307
  2 ドイツにおける敷金ならびに賃料担保限度額設定の立法趣旨の小括...311
  3 敷金ならびに賃料担保限度額の実際の運用について...313
  4 担保的意義を強調するBGBにおける敷金限度額設定...314
  5 敷金の賦払制度から見る社会保護立法としての規制...317
 小括...320

第8章 敷金より生ずる利息の帰属について...321
 はじめに...321
 第一節 ドイツにおける敷金の利息に関する議論...324
  1 1982年賃貸借法改正以前の状況...324
  2 下級審判決における敷金の扱いに関する議論...325
  3 連邦最高裁BGHによる敷金の法的構成に関する帰結...335
  4 敷金の法的構成をめぐるドイツでの議論の考察...341
  5 BGB第551条の観察...342
  6 利息に関する考え方...343
  7 敷金の譲渡担保的構成...344
  8 ドイツにおける敷金の利息をめぐる議論の小括...346
 第二節 日本における敷金の法的構成をめぐる議論...347
  1 敷金の法的構成をめぐる議論...347
  2 敷金の税制上の扱いについて...352
  3 敷金慣習の沿革について...353
  4 「人の物を預かる」類型での利息の扱い...354
  5 他人の金銭を預かる際の法律的思考...355
 小括...360

資料1...362
資料2...363

事項索引...364





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