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刑法概説 I 第2版 [総論]
山中敬一・山中純子 著
刑法概説 I 第2版 [総論]
発 行2022年4月1日
税込定価2,970円(本体2,700円)
判 型A5判上製
ページ数316頁
ISBN978-4-7923-5358-2
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■内容紹介

《目 次》

 第2版はしがき
 参照文献

第1講 刑法・刑法学とは何か 1
刑法の意義 2
1.形式的意義における刑法・実質的意義における刑法 2
2.一般刑法と特別刑法・行政刑法 2
刑法の成立と改正 4
1.刑法典の成立 4
2.現行刑法の特徴 4
3.刑法の改正 5
刑法と刑事訴訟法 7
1.刑法の実現 7
2.刑事訴訟法の目的 8
3.刑法の実現過程(刑事手続)  9
 (1)刑事訴訟の構造
 (2)捜 査
 (3)逮 捕
 (4)勾 留
 (5)公訴の提起
 (6)公 判
刑法の機能 13
1.行為規範と制裁規範としての刑法 13
2.刑法の三つの機能 13
 (1)規制機能
 (2)保護機能
 (3)保障機能
3.制裁規範の機能 14
 (1)裁判準則機能
 (2)要件効果確定機能
 (3)事後処理機能
刑法解釈学 15
1.刑法学とは何か 15
2.刑法総論と刑法各論16
3.法の解釈とは何か 16
 (1)規範の適用
 (2)法の解釈

第2講 刑法の基本思想 21
学派の争い 22
1.学派の対立の意義 22
2.応報刑・目的刑 22
 (1)応報刑
 (2)目的刑ないし予防刑
3.行為刑法・行為者刑法 23
刑法の思想 24
1.応報刑思想 24
 (1)絶対的応報刑・相対的応報刑
 (2)前期旧派・後期旧派
2.新派(近代学派)の刑法思想 26
3.統合説(折衷説) 26
犯罪の基礎理論 28
1.犯罪観の対立 28
2.謙抑的法益保護の原則 30
 (1)刑法の任務
 (2)社会形成の手段としての刑法
 (3)刑法の謙抑性・第2次性・補充性
 (4)現代社会と法益保護
3.責任と予防 32
わが国における刑法思想の展開 33
刑法理論の展望 34

第3講 罪刑法定主義と刑法の適用範囲 35
罪刑法定主義の思想 36
1.罪刑法定主義の意義 36
2.法律主義 37
 (1)慣習法の排除
 (2)委任と罰則
罪刑法定主義の派生原理 38
1.意 義 38
2.絶対的不定期刑の禁止 38
3.判例の遡及的変更の禁止 39
類推解釈の禁止 40
1.類推解釈の禁止の意義 40
2.拡張解釈と類推解釈の区別 41
3.類推解釈をめぐる判例 41
明確性の原則 42
1.明確性の原則の意義 42
2.明確性の判断基準 43
3.判 例 43
適正処罰の原則 44
1.意 義 44
2.適性処罰をめぐる判例 44
刑法の適用範囲 45
刑法の場所的適用範囲 46
1.立法主義 46
2.国内犯 48
 (1)日本国内の意義
 (2)遍在説
 (3)未遂犯・危険犯
 (4)共 犯
3.国外犯 50
 (1)すべての者の国外犯
 (2)国民の国外犯
 (3)国民以外の者の国外犯
 (4)公務員の国外犯
 (5)条約による国外犯
 (6)国外犯の処罰根拠
4.裁判権・国際司法共助・外国判決の効力 52
 (1)裁判権・国際司法共助
 (2)外国判決の効力
刑法の時間的適用範囲 53
1.刑罰法規不遡及の原則53
2.犯罪後の法律による刑の変更 53
3.「犯罪後」「軽いもの」の意義 54
4.刑の変更の意義 54
5.限時法・白地刑罰法規 55

第4講 犯罪論の体系と構成要件論 57
犯罪論の体系 58
1.犯罪の認定と刑法の適用 58
2.犯罪論体系の構造 59
3.構成要件該当性・違法性・責任 61
 (1)構成要件該当性
 (2)違法性
 (3)責 任
4.行為論 63
構成要件論 64
1.総 説 64
2.基本的構成要件の諸類型 65
 (1)実質犯と形式犯
 (2)侵害犯と危険犯
 (3)結果犯と挙動犯
 (4)結果的加重犯
 (5)即成犯・継続犯・状態犯
3.構成要件要素論 68
 (1)客観的構成要件要素・主観的構成要件要素
 (2)行為主体
 (3)被害者の同意(法益保護の放棄)

第5講 不作為犯・因果関係・過失構成要件論 77
不作為犯論 78
1.不作為犯の意義 78
2.不真正不作為犯の成立要件 79
 (1)不作為犯の問題点
 (2)作為義務
 (3)作為義務の発生根拠
 (4)作為可能性と作為義務
 (5)不作為の因果関係
因果関係論と客観的帰属論 83
1.因果関係の意義 84
2.条件関係論 84
 (1)条件公式の問題点
 (2)相当因果関係
 (3)客観的帰属論
過失構成要件論 94
1.過失の意義 94
2.過失犯理論 95
3.信頼の原則・管理監督過失・製造物過失 99
 (1)信頼の原則
 (2)管理監督過失
 (3)製造物過失

第6講 故意論・錯誤論 105
故意論 106
1.故意の意義 106
2.故意の体系的地位 107
3.事実の認識・違法性の認識 107
4.故意の種類 109
錯誤論 111
1.錯誤論の意義 111
2.具体的事実の錯誤 111
3.抽象的事実の錯誤 115
4.因果経過の錯誤 116
 (1)因果経過の錯誤の意味
 (2)ウェーバーの概括的故意の事例
 (3)早すぎた構成要件実現

第7講 違法性阻却事由 121
違法性阻却事由の意義 122
1.違法性阻却事由 122
 (1)違法性阻却の原理
 (2)行為無価値と結果無価値
 (3)正当化事由の多元的原理
2.可罰的違法性 124
 (1)可罰的違法性の意義
 (2)可罰的違法性の類型
法令行為・正当業務行為 126
1.35条の適用範囲と超法規的違法性阻却事由 126
2.法令行為 127
3.正当業務行為 128
正当防衛 129
1.正当防衛の正当化根拠 129
2.正当防衛の要件 130
 (1)急迫不正の侵害
 (2)「自己または他人の権利を防衛するため」
 (3)やむを得ずにした行為
3.正当防衛と第三者 134
4.誤想防衛・過剰防衛・誤想過剰防衛 135
緊急避難 138
1.緊急避難の不処罰根拠 138
2.緊急避難の要件 139
 (1)現在の危難
 (2)やむを得ずにした行為
 (3)害の優劣と均衡
 (4)その他
義務衝突・推定的同意 143
1.義務衝突 143
2.推定的同意 145

第8講 責任論 147
責任の本質 148
1.責任の意義 148
2.責任論の基礎 148
3.責任の概念 149
 (1)行為責任論
 (2)性格責任論
 (3)人格責任論
 (4)心理的責任論・規範的責任論
4.責任要素・責任判断 151
責任能力と原因において自由な行為 151
1.責任能力の本質 151
 (1)責任能力の意義
 (2)責任無能力・限定責任能力の意義
 (3)原因において自由な行為
違法性の意識の可能性 156
1.違法性の意識・違法性の錯誤 157
2.違法性の意識の内容と形態・構成要件関連性 158
 (1)違法性の意識の内容と形態
 (2)構成要件関連性
3.違法性の錯誤の回避可能性 159
4.事実の錯誤と違法性の錯誤の限界 160
 (1)問題の所在
 (2)学 説
 (3)判 例
期待可能性(可罰的責任) 163
1.期待可能性(可罰的責任)の意義 163
2.期待可能性論 163
 (1)期待可能性の思想
 (2)期待可能性の体系的地位
 (3)期待可能性の標準
3.安楽死・尊厳死 165
 (1)意 義
 (2)安楽死
 (3)尊厳死

第9講 未遂犯論 169
未遂の意義 170
1.未遂の意義 170
2.予備・陰謀の意義 170
未遂の処罰根拠 171
実行の着手 172
1.実行の着手の意義 172
 (1)主観説
 (2)客観説
2.実行の着手の具体的適用 175
 (1)各犯罪類型における実行の着手
 (2)結合犯における実行の着手
 (3)不作為犯における実行の着手
 (4)被害者の不確実な行為を利用する犯罪における実行の着手
 (5)行為者自身の事後の行為が予定されている犯罪における実行の着手
 (6)共同正犯における実行の着手
不能犯 178
1.不能犯の意義 178
2.不能犯に関する学説 180
中止未遂 183
1.中止犯の意義 183
2.中止減免の目的ないし根拠 184
 (1)刑事政策説
 (2)法律説
 (3)可罰的責任減少説
3.中止犯の要件 185
 (1)着手中止と実行中止
 (2)着手段階における中止行為の要件
 (3)実行終了後の中止行為の要件
4.「自己の意思により」の意義 189

第10講 共犯の基礎理論 191
正犯と共犯 192
1.正犯と共犯の意義 192
2.必要的共犯 192
 (1)意 義
 (2)総則の共犯規定の適用
 (3)不可罰の対向犯の共犯としての処罰
3.正犯と共犯の区別 194
 (1)正犯概念・共犯概念
 (2)正犯論
共犯の基礎 197
1.共犯独立性説と共犯従属性説 197
2.従属性の意味 199
 (1)実行従属性
 (2)罪名従属性
 (3)可罰従属性 (共犯の処罰根拠)
 (4)要素従属性
間接正犯 202
1.間接正犯の意義と必要性 202
2.間接正犯論の問題点と間接正犯無用・限定論 203
3.間接正犯事例の検討 204
 (1)間接正犯成立事例
 (2)異なる故意行為の利用
 (3)他人の過失行為の利用
 (4)故意ある道具の利用
 (5)正当行為の利用

第11講 共同正犯の基礎理論と諸類型 209
共同正犯の基礎理論 210
1.共同正犯の意義 210
2.犯罪共同・行為共同 210
3.異なる犯罪間の共同正犯 211
4.共同正犯の要件 213
 (1)共同実行の意思
 (2)共同実行の事実
5.共同正犯と正当防衛・過剰防衛 214
共同正犯の諸類型 214
1.不作為の共同正犯 214
 (1)不作為犯相互間の共同正犯
 (2)不作為犯と作為犯の共同正犯
2.予備罪の共同正犯 216
3.片面的共同正犯 217
4.過失の共同正犯 218
 (1)過失の共同正犯の意義
 (2)肯定説と否定説
 (3)判 例
 (4)共同義務の共同違反
5.承継的共同正犯 221
6.共謀共同正犯 223
 (1)共謀共同正犯の意義
 (2)判例における共謀共同正犯論の展開
 (3)学 説

第12講 共犯の諸問題 229
教唆と幇助 230
1.教 唆 230
 (1)教唆の意義
 (2)教唆の態様
 (3)教唆の故意
2.従 犯 233
 (1)従犯の意義
 (2)承継的従犯
 (3)不作為による従犯
 (4)幇助の因果関係
 (5)中立的行為による幇助
 (6)連鎖的共犯
共犯と身分 240
1.65条1項・2項の解釈 241
 (1)真正身分・不真正身分
 (2)違法身分・責任身分
 (3)共犯の成立・科刑の分離
2.65条1項・2項の各要件 242
 (1)65条1項の「共犯」の意義
 (2)2項の要件
 (3)身分の意義
 (4)消極的身分と共犯
共犯と錯誤 244
 (1)同一共犯形式内の錯誤
 (2)異なる共犯形式間の錯誤
共犯の未遂・共犯関係からの離脱 246
1.共犯の未遂・中止未遂 247
 (1)共犯の障害未遂
 (2)共犯の中止未遂
2.共犯関係からの離脱 247
 (1)共謀関係からの離脱
 (2)共犯関係からの離脱
3.共犯の競合 250

第13講 罪数論 251
罪数論の意義 252
犯罪の個数 252
1.犯罪の個数の決定基準に関する諸学説 253
2.可罰類型的不法評価 253
本来的一罪 254
1.単純一罪・包括一罪・法条競合 254
2.包括一罪の意義255
 (1)同一行為の接続的反復
 (2)規定上の複数行為・同質的部分的行為
 (3)包括一罪か?
3.法条競合257
 (1)特別関係
 (2)補充関係
 (3)吸収関係
科刑上一罪 259
1.科刑上一罪の意義と根拠 259
2.観念的競合 260
 (1)一個の行為であること
 (2)二個以上の罪名に触れること
 (3)処 分
3.牽連犯 262
 (1)牽連犯の意義
 (2)要 件
4.かすがい現象 263
併合罪 264
1.意 義264
2.併合罪の要件264
 (1)同時的併合
 (2)事後的併合
3.併合罪の処分265
 (1)同時的併合罪の処理
 (2)事後的併合罪の処理
 (3)一部に大赦があった場合の措置
単純数罪267

第14講 刑罰の種類・適用・執行 269
刑罰の意義と種類 270
1.刑罰の意義 270
2.刑罰の種類 270
 (1)死 刑
 (2)死刑の合憲性
 (3)懲役・禁錮・拘留
 (4)罰金・科料
 (5)労役場留置
 (6)没収・追徴
刑罰の適用 274
1.法定刑と刑の加重減軽 274
 (1)法定刑とその軽重の基準
 (2)法定刑の加重・減軽
 (3)裁判上の減軽事由
 (4)加重減軽の方法
 (5)加減の順序
2.刑の量定・言渡し・免除 277
 (1)宣告刑
 (2)量刑基準
 (3)量刑の資料
 (4)刑の言渡し
 (5)刑の免除
刑罰の執行とその猶予 279
1.刑の執行 279
 (1)死刑の執行
 (2)自由刑の執行
 (3)刑期の計算
 (4)未決勾留日数の本刑通算
 (5)財産刑の執行
2.刑の執行猶予 280
 (1)意 義
 (2)刑の全部執行猶予の言渡しの要件
 (3)刑の全部執行猶予の取消し
 (4)刑の全部執行猶予の猶予期間経過の効果
 (5)刑の一部執行猶予の言渡しの要件
 (6)刑の一部執行猶予の取消し
 (7)刑の一部執行猶予の猶予期間経過の効果
仮釈放 283
1.意 義 283
2.仮釈放の要件・取消し・効果 284
3.仮出場 284

事項索引 285
判例索引 295




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