法制史研究74
新刊

法制史研究74

法制史學會 編
定価:8,800円(税込)
  • 在庫:
    在庫がありません
  • 発行:
    2025年05月30日
  • 判型:
    A5判上製
  • ページ数:
    564
  • ISBN:
    978-4-7923-9292-5
在庫なし

書籍購入は弊社「早稲田正門店インターネット書店」サイトでの購入となります。

《目 次》

<論説>

近世中後期における流罪の変容と預流人体制―長崎代官預所の天草を中心に 安高啓明......一

官員犯罪の裁判手続―清代督撫による「参案」に着目して 趙  崧......五七

<学界動向>

歴史法学と歴史学/法学―西村重雄訳 ボードウィン・シルクス「法制史学方法論の百年歴史法学の過去・現在―ハイデルベルク大学法制史講座百年記念講演」をてがかりとして  守矢健一......一〇七

<シンポジウム報告>

① 法制史学資料の来し方と行く末―紙媒体資料・蔵書の継承に向けて

趣旨説明 和仁かや......一二一

アーカイブズ保存論の新展開―「脱・保管(post-custodial)」時代の渦中で 青木 睦......一二四

特殊文庫の死蔵と再生 山根泰志......一四四

コメント ディミトリ・ヴァンオーヴェルベーク......一五八

② ポルタリス―宗教・哲学・立法

趣旨説明 石井三記......一六五

旧法と新法のあいだのポルタリス―イデオロギー的歩み ジャン=ルイ・アルペラン/福田真希訳......一六八

ポルタリスの寛容論 深谷 格......一九一

ポルタリスの『哲学的精神』について 石井三記......二〇〇

ポルタリスにおける立法とは何か 金山直樹......二一一

コメント―二つの民法に、二つのポルタリス 大村敦志......二二二

<書評>

坂上康俊 唐法典と日本律令制 大津 透......二二七

鐘江宏之 律令制諸国支配の成立と展開 川尻秋生......二三二

酒井紀美 中世社会と声のことば 高谷知佳......二三六

川岡 勉 戦国期守護権力の研究 新田一郎......二四一

荒木仁朗 江戸の借金―借りてから返すまで 高槻泰郎......二四六

伊藤孝夫 日本近代法史講義 山口亮介・出口雄一......二五一

川口由彦 帝都の法社会史―明治日本の執達吏・勧解吏・代言人群像 梅田康夫......二五八

岡  孝 梅謙次郎―日本民法の父 髙橋良彰......二六五

北 康宏 中田薫 神野 潔......二七〇

今野 元 上杉愼吉―国家は最高の道徳なり 坂井大輔......二七五

小林泰文 天武朝の納言職に関する一試論 荊木美行......二八一

磐下 徹 国司苛政上訴と受領の任国支配―受領初任時対応の形成過程 神戸航介......二八三

長又高夫 「御成敗式目」増補編纂説再考 酒井智大......二八四

西村安博 鎌倉幕府の裁判における悪口に関する覚え書き 山本 弘......二八七

窪田 頌 戦国期大友氏の意思決定と権力構造 河野恵一......二八九

大賀郁夫 近世延岡藩における「帳外」について 神崎直美......二九一

中臺希実 浄瑠璃・歌舞伎から見る暴力とジェンダー―見える暴力から隠蔽される暴力へ 谷口眞子......二九三

中野達哉 弘前藩庁日記にみる領民の藩領外での行き倒れと藩の関与 坂本忠久......二九五

山中 至 熊本藩『刑法草書』姦夫殺条に関する若干の論点について 安高啓明......二九七

髙田久実 告訴告発と糺問の近代化―明治初年の刑事裁判に見る治安政策と司法手続 安竹貴彦......二九九

加藤学陽 近代日本における法学者と学位―明治三一年学位令の法学博士推薦 小石川 裕介......三〇二

坂井大輔・畔上直樹・出口雄一・西田彰一

〔特集〕明治国家の宗教と法 伊藤孝夫......三〇四

林 政佑 植民地朝鮮の監獄作業に関する考察 兒玉圭司......三〇八

繁田真爾・兒玉圭司・姫嶋瑞穂・倉持史朗・梅澤礼

〔特集〕「監獄」研究の現在 三田奈穂......三一〇

中村裕一 隋唐の詔勅 江川式部......三一三

笹川裕史 中国戦時秩序の生成―戦争と社会変容 一九三〇~五〇年代 三橋陽介......三一八

本野英一 盗用から模造へ一八八〇-一九三一―中日英米商標権侵害紛争史 吉澤 誠一郎......三二四

水野直樹編 植民地朝鮮と衡平運動―朝鮮被差別民のたたかい 小川原 宏幸......三二九

磯貝真澄・磯貝健一編   帝国ロシアとムスリムの法 野田 仁......三三三

千葉芳広 帝国主義とパンデミック―医療と経済の東南アジア史 高林陽展......三三九

水澤純人 「近代ムスリム市民社会」の誕生―イスラーム擁護協会の「女性問題」から考える 山根 聡......三四三

長沢栄治監修/竹村和朗編著  うつりゆく家族 大川玲子......三四八

佐川英治 軍功と賜爵―秦漢二十等爵制の考察 楯身智志......三五三

鮫島玄樹 後漢後半期における盗賊の収拾と赦免 佐々木 研太......三五五

宗周太郎 戦国秦漢期の商取引管理―券と質を中心に 下田 誠......三五七

大島立子 元朝における節婦思想の浸透 佐々木  愛......三五九

半田真士 清代前期における貢生の地方官登用の展開とその影響 伍  躍......三六一

水越 知 清代地方档案史料の「虚構」と「事実」―史料論的考察 鈴木秀光......三六三

久保茉莉子 戦時中国の法学界 ―日中戦争期における『法学雑誌』と『中華法学雑誌』の分析を中心に 髙見澤磨......三六五

豊島悠果 高麗時代の宦官 矢木 毅......三六七

呉 仁済 植民地朝鮮における旅行証明書制度―植民地的検問体制の出現と朝鮮人  福井 讓......三六九

ミヒャエル・シュトライス/福岡安都子訳  ドイツ公法史入門 藤川直樹......三七二

王寺賢太 消え去る立法者―フランス啓蒙における政治と歴史 神原和宏......三七七

藤川直樹 王統と国家―近代ドイツ公法学における〈君侯法〉の展開 的場かおり......三八三

佐々木 健 ティベリス氾濫とローマ的差止(又は妨害排除、あるいは物権的請求権)  森  光......三八八

清水 悠 「娼婦に対して交付されるものは返還請求され得ない」という法理とその背景 梁田史郎......三九〇

五十君麻里子 庇護と自立のはざまで―古典期ローマ法における解放奴隷と委任に関する一考察 林 智良......三九二

粟辻 悠 学説彙纂第五〇巻第一六章邦訳 宮坂 渉......三九五

星山 琳 重過失(culpa lata)の程度について ―ローマ法および一六世紀人文主義法学者らによる重過失の理解 田中 実......三九七

北谷昌大 一六世紀半ばのドイツの法学識者の軍法論の特質 ―ユスティン・ゴープラー『諸法鑑』を例に 周  圓......三九九

佐藤 団 近世の法実務における『ザクセンシュピーゲル』 ―ツォーベルによる刊本とクリンクによる体系化の試み 勝又 崇......四〇一

中野万葉子 近世私法理論の構築契機―原状回復の解体プロセスに着眼して  松島裕一......四〇四

前田 星 ヨーロッパ近世刑事司法の中の魔女裁判(一)―(九・完) ―ハインリヒ・フォン・シュルトハイスの『詳細なる手引き』を手掛かりにして  小林繁子......四〇六

明石欽司 条約における「主権」 ―独仏間とドイツ諸邦間の領域割譲・境界画定条約(一七七二-一八七一年)を題材として  伊藤宏二......四〇九

諸岡慧人 第二帝政期におけるフーゴー・プロイスの法理論と政治・社会・歴史観察の連関(一)―(五・完)  遠藤泰弘......四一一

的場かおり 一九世紀初頭フランスにおけるプレスの自由と立法 ―ドイツ同盟のプレス法議論への示唆 波多野  敏......四一四

森田 匠 ナチ・ドイツにおけるイミシオーン法の展開(一)―(三・完) ―ドイツ法アカデミー土地法委員会の検討を中心に 松本尚子......四一六

比嘉義秀 近現代インドの大学における法学教育とローマ法 葛西康徳......四一八

中村正人氏の拙稿に対する書評を拝見して 岡野 誠......四二一

 

<会報>

学会記事 四二三

報告要旨 四二六

訃報 四三二

追悼の辞

矢野達雄先生を偲んで 橋本 誠一......四三三

未完への衝動―石部雅亮氏追悼 守矢 健一......四三七

池田温先生の人と業績 岡野  誠......四四七

大久保泰甫先生を偲んで 大川 四郎......四五二

令和五年法制史文献目録

日本法制史文献目録 1

東洋法制史文献目録 29

ローマ法・西洋法制史文献目録 54

欧文レジュメ