刑事再審制度の総合的研究
葛野尋之・田淵浩二・豊崎七絵・石田倫識 編著
定価:8,800円(税込)-
在庫:
在庫があります -
発行:
2025年12月20日
-
判型:
A5判上製 -
ページ数:
328 -
ISBN:
978-4-7923-5461-9
書籍購入は弊社「早稲田正門店インターネット書店」サイトでの購入となります。
《目 次》
はしがき i
序章 刑事再審の理論的基礎……1
一 刑事再審の憲法的基礎 1
二 再審請求手続の構造 5
三 再審の正当化事由 12
第1章 再審の手続……23
一 本章の課題と問題意識 23
二 応訴と再審請求権・利益判決請求権の区別 24
三 再審請求手続における応訴強制・有罪追及の排除 26
四 再審公判手続における応訴強制・有罪追及の排除 27
五 再審公判手続の構造とそのあり方 31
六 裁判官の除斥及び忌避 36
七 再審請求権者の拡大 38
八 再審請求手続の受継 39
九 弁護権の拡充 42
十 再審請求理由の追加 46
十一 再審請求手続の審理 47
第2章 再審の理由……59
一 はじめに 59
二 明白性判断の方法をめぐる近時の議論 60
三 隠蔽のレトリックとしての限定的再評価説 63
四 対応策 73
第3章 再審と弁護……85
一 再審における弁護人の援助を受ける権利の性質 85
二 刑訴法440条に関する裁判例 89
三 弁護活動の実情からみる再審制度の課題 96
四 日弁連の制度と課題 102
五 結びにかえて 106
第4章 再審と裁判官……109
一 はじめに 109
二 再審請求審の長期化の原因と対策 112
三 再審請求審が無辜の救済のための制度として十分か 118
四 再審公判について 123
五 再審事件を担当する裁判官の問題 124
六 終わりに 125
第5章 再審と検察官……129
一 はじめに 129
二 現行再審制度における検察官の役割 130
三 検察官関与の正当性―具体的ケースから 139
四 検察官関与に関する比較法 144
五 おわりに 47
第6章 再審と証拠開示……153
一 はじめに 153
二 再審請求審における証拠開示と再審請求審の構造 154
三 職権主義の再審請求審と裁判所の権限・責務 157
四 再審請求人の主張・立証の負担と証拠開示 159
五 裁判所の事案解明義務と証拠開示 162
六 再審請求手続の区分と証拠開示 164
七 再審請求準備段階の証拠開示 168
八 再審請求手続の「重さ」と証拠開示 168
九 再審請求手続の構造と開示 170
第7章 裁判員裁判事件と再審……179
一 はじめに 179
二 証拠の新規性 180
三 証拠の明白性 188
四 再審請求手続の在り方 198
五 結びに代えて 205
第8章 誤判・えん罪救済論……213
一 はじめに 213
二 誤判・えん罪原因と改革課題 213
三 誤判・えん罪救済のシステム 219
四 日本における誤判・えん罪救済の課題と展望 227
第9章 再審法改正の構想……237
一 はじめに 237
二 再審法の目的と国家の責務(誤判是正義務) 239
三 再審開始事由の緩和 242
四 有罪判決確定後における証拠開示 247
五 再審開始決定に対する検察官の不服申立て 256
終章 再審制度改革の展望……269
一 再審制度改革の基本的視座 269
二 人権保障のための再審制度と再審請求権 273
三 請求人の証拠アクセスの拡大 278
四 再審制度の基本的枠組みの見直し―独立行政委員会モデルに学ぶべきもの― 287
五 終章―制度改革の具体化に向けて― 298