憲法と議院内閣制
時本義昭 著
定価:7,700円(税込)-
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発行:
2026年02月10日
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判型:
A5判上製 -
ページ数:
316 -
ISBN:
978-4-7923-0749-3
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《目 次》
第一章 日本国憲法の規定する国会と内閣の関係 ─六八条一項但書をてがかりにして─
はじめに 1
第一節 国会と内閣の関係に関する問題点 3
一 解散権論争の光と影(3)
二 合理化された議院内閣制の表現としての六八条一項但書(6)
第二節 SWNCC-二二八の規範的分析 8
第三節 マッカーサー草案における内閣に関する諸規定の起草過程 11
一 対立点(11)
二 六八条一項但書の前身の起草過程(14)
第四節 衆議院における修正 17
一 憲法改正特別委員会における審議(17)
二 極東委員会の七月二日決定「新日本憲法の基本原理」(21)
三 修正とその検討(23)
おわりに 25
第二章 日本国憲法における権限分配上の関係と組織上の関係
はじめに 33
第一節 限定的執政説 37
一 執政説と「国務を総理すること」(37)
二 scheinbar な執政(40)
第二節 法律執行説と国民内閣制論 44
一 権力分立論(44)
二 組織上の関係と国民内閣制論(46)
おわりに 51
第三章 議院内閣制論の再検討──イギリスにおける二〇一一年議会任期固定法の制定を契機として──
はじめに 69
第一節 イギリスの二〇一一年議会任期固定法 73
一 議会任期固定法の内容(73)
二 議会任期固定法の意義(75)
第二節 議院内閣制のイギリス型から国民内閣制論へ 76
一 議院内閣制のイギリス型から均衡本質説へ(76)
二 国民内閣制論の位置づけ(81)
おわりに 88
第四章 議院内閣制と代表制
はじめに 97
第一節 フランス近代憲法学における代表制と議院内閣制 99
一 エスマンにおける純粋代表制と二元型議院内閣制論(99)
二 カレ・ド・マルベールにおける半代表制と一元型議院内閣制論(105)
第二節 大石眞における半直接制の下における議院内閣制論 109
おわりに 113
第五章 日本国憲法の規定する解散制度──解散権論争の再検討と新説の提示──
はじめに 121
第一節 解散権論争と国事行為の法的性質 123
一 第一回解散から第二回解散へ(123)
二 国事行為の法的性質(128)
三 七条説とは何か(132)
四 解散権の帰属をめぐる他の学説(143)
第二節 七三条説 148
一 七三条一号の成り立ち(149)
二 コンスタンの予防権論(158)
三 予防権論の「国務を総理すること」への適用(165)
おわりに 175
付録一 レズローブ ─独仏狭間の法学者─
はじめに 197
第一節 生涯と業績 198
第二節 「真正議院内閣制」論 205
第三節 国家と法との一般理論 211
一 結節点としての人民(212)
二 折衷的な法理論(217)
おわりに 219
付録二 モーリス・デュヴェルジェの半大統領制論
はじめに 239
第一節 議院内閣制論 241
第二節 信任回路の回復 248
一 現状分析(248)
二 改革論(250)
第三節 五八年体制と大統領制 253
一 五八年体制における公権力関係(253)
二 大統領制論?(257)
三 憲法運用に対する評価の変化(262)
第四節 半大統領制論 264
一 六二年体制における公権力関係(264)
二 半大統領制の定義(267)
三 半大統領制の運用の類型化(273)
おわりに 280
あとがき 305