刑法基礎理論の現実性
新刊

刑法基礎理論の現実性

髙橋直哉 著
定価:7,150円(税込)
  • 在庫:
    在庫があります
  • 発行:
    2026年03月01日
  • 判型:
    A5判上製
  • ページ数:
    296
  • ISBN:
    978-4-7923-5466-4
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《目 次》

 

はしがき(i)

初出一覧(vii)

第1章 法益保護1

 1 刑法の任務(1)

 2 法益概念の歴史(2)

 3 法益論の現在(3)

 4 今後の展望(7)

第2章 正当防衛を見る複数の視点11

 1 はじめに(11)

 2 種々の視点(11)

 3 諸視点の相互関係と具体的な判断(20)

第3章 刑罰論の現状と課題27

 1 刑罰論の現状(27)

 2 刑罰論が直面する課題 ―問題状況のスケッチ―(29)

 3 今後の展望(37)

第4章 英米におけるハイブリッドな刑罰論の諸相39

 1 はじめに(39)

 2 ルール功利主義―J. Rawlsの見解―(41)

 3 消極的応報主義―H. L. A. Hartの見解―(46)

 4 非難と打算的な補充―A. von Hirschの見解―(51)

 5 目的論的コミュニケーション―R. A. Duffの見解―(55)

 6 結語(59)

第5章 国際犯罪と刑罰論61

 1 はじめに(61)

 2 国際刑罰権の基礎づけ(62)

 3 国際的な刑罰の正当化(68)

 4 国際的な刑罰の目的(82)

 5 結語(86)

第6章 刑罰論からみた犯罪者処遇法改革89

 1 はじめに(89)

 2 前提問題 ―刑罰の概念との関係―(89)

 3 正当化論の範型 ―帰結主義と義務論―(90)

 4 非難との関係(95)

 5 国家の役割(97)

 6 自由の剥奪と矯正処遇の義務づけ(99)

第7章 自由刑の単一化103

 1 はじめに(103)

 2 議論状況の変化(103)

 3 自由刑純化論(106)

 4 矯正処遇義務づけ単一化論(109)

第8章 拘禁刑に関する刑罰論からの検討115

 1 はじめに(115)

 2 刑罰論からみた拘禁刑(116)

 3 刑罰論に与える影響(121)

 4 刑罰論の再検討?(124)

第9章 前科による資格制限について131

 1 はじめに(131)

 2 刑罰としての正当化(132)

 3 刑罰以外の措置としての正当化(139)

 4 おわりに(147)

第10章 協議・合意制度と刑罰論151

 1 はじめに(151)

 2 刑罰論の視点から(151)

 3 企業犯罪の視点から(158)

第11章 無罪推定の拡張について163

 1 はじめに(163)

 2 刑事手続に関連する領域での無罪推定の拡張(164)

 3 実体法への拡張(167)

 4 一般化という形での拡張(171)

 5 若干の検討(174)

 6 結語(179)

第12章 刑罰制度と神経科学 ―「処罰する者の脳」についての考察―181

 1 はじめに(181)

 2 ゲーム理論が示唆するもの(182)

 3 脳機能イメージング研究(186)

 4 刑法学の視点から(197)

第13章 裁判官の心理学205

 1 序(205)

 2 ヒューリスティックス(207)

 3 感情(218)

 4 応報への傾向(220)

 5 潜在的連合(implicit association)(224)

 6 裁判官は一般人と異なるか?(227)

 7 司法教育との関係(230)

 8 結語(234)

第14章 終末期医療における人間の尊厳237

 1 「人間の尊厳」概念は無用か?(237)

 2 「人間の尊厳」の普遍性(238)

 3 法的な概念としての人間の尊厳(241)

 4  終末期医療にまつわる議論における人間の尊厳の具体的な現れ方(244)

第15章 エンハンスメント・テクノロジーの規制と倫理251

 1 はじめに(251)

 2 種々の論点(252)

 3 結語(269)

第16章 刑法基礎理論の可能性を夢想する ―飯島教授のご批評に接して―273

 1 はじめに(273)

 2 評者からいただいたご指摘について(274)

 3 おわりに(286)